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2022年04月24日

◆ 一病息災 ◆

㈱内田建設 朝礼  令和4年4月25日(月)

      テーマ   健康の大切さ
             ◆ 一 病 息 災 ◆

おはようございます。今朝は、健康の大切さについてのお話で一病息災というお話をしてみたいと思います。よく巷で使われている言葉には無病息災という言葉がございますが、本日はあえて一病息災というお話をいたします。
息災とは、無事のことをいいますが、一病息災とは、一つの病があるために、無理を避け大事に生活をするから、かえって息災な生活ができることを言います。
考えてみると 私の友人の中にも「 俺はどこも悪いところがなく至って健康 」と得意げに言っておりました人が、一旦 生活のリズムを崩してしまい不摂生が祟ってしまった時に、大きな病にかかってしまったということがございました。

何故かといえば、身体に自信があったため 自分の体力を過信しすぎて 暴飲暴食や夜更かし、誘われれば付き合いもよく 何処にでも行くという生活リズムや生活態度がそうさせてしまっていたから招いてしまったという結果でした。
勿論、若い頃はそれでも十分通用したのでしょうが、30代を過ぎ40歳にさしかかるように なってくると、急に体力が落ちてきて 取り返しのつかない病気にかかってしまうのです。 最近、袋井でご活躍されている瓦粋という会社のTY社長さんとしたお話の中に 35歳までは平均睡眠時間が4時間以内で頑張ってきたのだけど36歳で結核になってしまい2年間の静養を余儀なくされたそうでした。それから というものは、人一倍健康に気を遣う様になり今では息災に過ごしておりますとのお話でしたが、その話の中で結核というのは、そこの家系でもあり、本人も煙草好きであったからということも話されており、医師の本当の診たては「消耗病」という病名であったとのことでした。
今、健康であるからと言って、また「 俺はどこも悪いところがない 」といっても自分の体力を過信することなく、公私ともにという生活を 自重していただきたく思います。  そして、また この中にも持病をお持ちの方もおられることとは思いますが、そこは 一病息災として その病気人生の道づれとして、身体をいたわり悲観することなく頑張って下さい。繰り返しとなりますが『一病息災』とは、「ずっと健康でいる人よりも、かえって何か一つくらい軽い病気にかかっている人の方が より健康に気を遣うことで、長生きするものだということ」を意味しております。先人が言われた含蓄のある 一病息災 覚えておきましょう。
  

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2022年04月18日

◆ チームワークの重要性 ◆

㈱内田建設 朝礼  令和4年4月18日(月)

    テーマ  チームワークが会社を強くする

◆  個人の力量とチームワーク  ◆

 おはようございます。本日は、仕事におけるチームワークについてお話してみたいと思います。
チームワークというのは、集団の団結結束のための意思疎通、共同動作、または団体行動の働きのことを言うのですが、それぞれの人が同じ目的、目標を持ち、そこに向かって働かせるための役割分担と共同動作のことを言います。
そして、よく私たちは「チームワークでいこう。仕事はチームワークが大切」などと言っておりますが、生産性を上げていくためには、みなさんが同じ方向を向いていて 尚且つ、一人ひとりの役割と力量が充実していなければ チームとしての力が発揮されないということも頭に入れておきましょう。

さて 私は、過去に野球をやっていたので野球を例にとって話をしてみますが野球の試合においても肝心なところで中心となる4番バッターが三振ばかりをしているようでは、団結しようと思っていても、行動が伴わないので、団結することなど難しくて出来ないでしょう。悪い言葉で言えば『足を引っ張る人間』がいては、お互いが疑心暗鬼になり、結束どころではなくなってしまうのです。
結束するためには1番バッターが、何がなんでも塁に出るんだ。という強い気持ちや、1番が塁に出たならば2番バッターは、何があってもバントという(犠牲打)を成功させ、何が何でも塁に出た走者の1番を次の塁に送るんだという強い気持ちが、次に続く3番、4番に繋げ得点をあげ、勝ちに貢献していくことになってまいります。

そして、攻撃面だけでなく、守備の面においても チームワークとしての役割をよく考えてみると同じことが言えるのです。過去の朝礼においても私は例え話において申し上げてきておりますが、野球の専門用語でいわれる テキサスヒット、いわゆるポテンヒットというものがございます。
これは ショートとレフトとセンターの真ん中に上がった打球(フライ)の際には、俺が俺がと意地を張ってしまったためにお互いがぶつかり落球をしてしまう状況に陥ることや、声の掛け合いを行わなかったために、野手の間にポトリと落ちてしまったというものでして ピッチャーとしては打ち獲った打球をみすみすヒットにしてしまうのです。
これを防ぐためにどうすればよいのかを考えてみますと、一人のプレーヤー(ショートとします。) が大きな声でオッケー俺が取ると言った時、直ぐ 後ろにいるプレーヤーであるレフトが一番近くでショート任せたと大きな声で指示を出し、近くにいるもう一人のプレーヤーの(中堅手)センターが万が一落球してもカバーにまわることで、次の進塁を与えないようにするのです。
今、私は野球と言う例え話を用いてお話させていただきましたが、これを当社の仕事面の戻してみると 誰の担当なのかわかりにくいが、誰かがやらなければならない仕事が生じた際に、仕事の押し付け合いをするのではなく 自分の領域だけという狭い心にとらわれることなく、みなさん一人ひとりが 相手の領域に近いところでも自分がカバーをして守るのだという姿勢を持つことで 今まで曖昧なまま放置されてきた仕事の内容や範囲が明確になっていくのです。
このようにチームワークの働きによって それぞれのリスクが抑えられることが可能になると組織として、次のステップに進むことが出来るということになるのです。
さあ、それでは 当社が掲げております3つの経営理念の2番目のど真ん中にございます組織づくりにあるように、一人ひとりが会社のために、また会社が一人のために、互恵協力体制の中で、明るく強い組織の大和を創り上げる というものをチームワークを使って実践し、実現してまいりましょう。
  

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2022年04月11日

◆ 自分を知る事が最も大切 ◆

㈱内田建設 朝礼 令和4年4月11日(月)

    テーマ   よりよい人間関係をつくるため

◆  知人者智也。自知者明也  ◆

 おはようございます。本日は、人を知る者は智なり、自ら知る者は明なり。と言って中国古典では、老子の第33章に出てくる自分を知る者こそ明智の人だよというお話をいたします。テーマの下に書いたタイトルの知人者智也。自知者明也というものを訳せば、「人を知る者はせいぜい智者のレベルにすぎない。自分を知る者こそ明智の人」となると言っており、自らを知る『明』は、人を知る『智』よりも一段高いところにあると老子は説いております。
 なぜなら、人を知るよりも自分を知るほうが、はるかに難しいからなのです。
私どもはよく自分の事は棚に上げて、人のことをああでもない、こうでもないとあげつらうことがございます。 これは、人の欠点はよく見えますが 自分の欠点となった時には見えないので、自分を知ることはとても難しいというものです。
 先日、お話をしました『孫子』の兵法にも『 彼を知り己を知れば百戦危うからず 』とありましたが、戦いに勝つためには、敵を知るだけではまだ不十分で、さらに自分を知らなければならないと言われ これは、戦いだけでなく人生での厳しい局面を 切り抜けていくためにも まったく同じことが言えるのであり、だからこそ『智』はもとよりのこと、出来れば『明』というものを 身につけてこそ本当の意味で『人』というものを見ることが出来るのだと教えております。
 また、老子33章の続きの文章では 知足者富、強行者有志( 足るを 知る者は富み、強(つと)めて行うものは、志有り)とあります。これは、満足する事を知っている者が、本当に豊かな人で 努力を続ける者は志が遂げられるという 名言ですので、併せて覚えておくと今後の人生にプラスになり とても、良いと思います。
  

Posted by 内田建設 at 11:41Comments(0)

2022年04月04日

◆ 前向きに生きる思考 ◆

㈱内田建設 朝礼 令和4年4月 4日(月)

    テーマ   前向きに生きるための知恵

◆  『平凡な一日』と『特別な一日』  ◆

  おはようございます。本日は、松下政経塾で松下幸之助翁指導のもとだ一貫して人間教育を研究して数多くの企業で人間教育の実践活動を行い、その透徹した思想である『 陽転力が運気を変える 』という小田全宏さんの運気の法則をもとに 陽転思考の素晴らしさについて『平凡な一日』と『特別な一日』というお話をいたします。
それでは、小田全宏さんの仰っていた 人間教育の中にあります陽転思考という研修の中で 二人ずつが 組になり あなたは 昨日、どんな日を送られたかを話してみて下さい。という、問題をみなさんに投げかけられました。
すると、たいていの人は「昨日は7時に起きて8時30分に会社に行き、書類の整理をした後、取引先の方と打合せをしました。なかなか難しい問題があってとても 大変でした。その後、昼食をとって会社に戻りました。そして、午後は会議があったのですが、その後新しい取引先に営業に行きました。
会社に戻り書類の整理をして、8時頃家に帰り、風呂に入って、夕食を食べ、少し本を読んで寝ました。まあ、ごく普通の平凡な一日というところでしょうか」 というような表現で一日を描写されております。

しかし、この一日の中に、自分にとって少しでも「よかったなあ」という感情が起こったということがあれば、その気持ちを一緒に話してみると全く違った一日になります。

「昨日は7時に起きたのですが、朝、窓から鳥の声が聞こえ、とても爽やかな一日のスタートとなりました。8時30分に会社に行って、今まで懸案になっていた書類を整理してようやくホッとした感じです。取引先の打合せでは、相手との間にいろいろと誤解もあったのですが、何とかこちらの考えも聞いていただき解決の糸口を見つけられたようです。 お昼はたまたま相手先の近くに私の大好きなラーメン屋さんがあったので、とんこつラーメンを食べました。一杯のラーメンでも幸せな気分になるものですね。それから会社で会議がありました。私はあまり発言しませんでしたが、係長の話を聞いて、新しい事業への取組についていろんな発見がありました。その後、営業に出たのですが、3件のうち1件が、これから取引の可能性が出てきました。打率にすると3割3分3厘です。マリナーズにいたイチロー並ですね。 それから家に帰り、ゆっくりとお風呂に入りました。やっぱり家の風呂は最高です。そして、家族で夕食をとりました。家内がカレーを作ってくれていたのですが、とても美味しかったです。
そうそう、その時に娘が学校での出来事をいろいろと話してくれたのですが 今、彼女は一輪車に夢中になっているようです。寝る前には私の好きな推理小説を読みました。これがなかなか途中でやめられなくて、次の日の仕事にも差し支えるしどうしようかと思いながら、わくわくした気持ちのままで、私は 眠りにつきました。
昨日は私にとって本当に素晴らしい特別な一日でした」私たちにとって特別な日とは、どのような日なのでしょうか。流れ去った一日を過去に戻って特別な日に変えるということは出来ません。しかし、その一日を特別な一日と思うことで、特別な日となるのです。人生が一日一日の積み重ねであるとしたら、つまらない一日の積み重ねは、つまらない一生になってしまうことでしょう。しかし、毎日が特別な一日であれば、一生かけがいのないスペシャルな人生になるというわけになります。
こういったお話が小田全宏さんの研修でのお話でしたが、たった一度の人生です。どうせ生きていくなら『平凡な一日』を生きるのか?また、『特別な一日』を生きていくのか? を自分で選択し悔いのない人生にしたいものですね。
思い立ったが、吉日という言葉もございます。みなさんは、縁あってこの内田建設に集った仲間です。一生懸命に仕事をし、毎日を楽しく 充実させながら、これから一日でも多く『 特別な一日 』を生きていこうではありませんか。
  

Posted by 内田建設 at 09:42Comments(0)