› 内田建設のBlog › ◆ 知的寓話に学ぶ ◆

2019年02月07日

◆ 知的寓話に学ぶ ◆

㈱内田建設 朝礼 平成31年2月7日(木)

   テーマ   すべらない話を心がける

◆  頑張る木こりから学ぶ  ◆

 おはようございます。今から3週間前に話した『物は生きている』というお話しをしたことを覚えていますか? 昨年、秋のドラフト会議でオリックスに指名された 2018年の大学№1のスラッガー中川圭太君ですが、4歳の時に両親が離婚してしまったため、お母さんが無理をして圭太君のために買ってくれたグローブを中学時代から大切に使い続けプロに行っても使い続けると言っていた話でしたが、その時は感謝の心で物を大切にすれば、物もそれなりの役割を果たしてくれる というお話しでした。今日は、『頑張る木こり』という寓話をお話し してみたいと思います。

 1人の男が林業の町にやってきて木こりとして働くことになったといいます。
この男は、翌朝になるといさんで森へ向かい、どの木こりよりも多く18本もの木を切り倒したので、意気揚々と飯場に戻っていきました。
翌朝も 男は他の誰よりも早くから 木を切り倒すのでしたが、15本しか切ることが出来なかったようです。「 疲れが残っていたのだろう 」そう考え 男は日暮れとともに寝たといいます。

 しかし、3日目になると10本、4日目は、7本、と 一生懸命に斧をふるのでしたが、男が斬り倒せる本数がどんどんと減っていってしまいました。
男は悩みました。そして男は 親方にそのことを打ち明けました。
「 最後に斧を研いだのは、いつだ? 」という 親方の問いに男は真剣に答えました。 『 木を切るのに、精いっぱいで、そんな時間ありませんでした。』
……。如何でしたか? 今の話を聞いてみなさんはどのように思われましたか?
 ただ、がむしゃらに 『頑張る』というだけでは成果は上がりませんよね。
生産性が落ちるのには、何らかの原因があるのです。
我々の仕事でもそうですが、作業工程を改善する努力や、環境の整備を疎かにしていないのか?という教訓を『 頑張る木こり 』という寓話から学んでいかなくてはならないと思いました。



Posted by 内田建設 at 08:02│Comments(1)
この記事へのコメント
#img src=//www.hamazo.tv/img/face/177.gif#やる気はあるが、体がついてこんというCMがあったのを思い出しました。しかし、
頭で考え、体で実践するというのに何が足りないのかを考えることの重要性を感じますね。
Posted by 内田建設内田建設 at 2019年02月11日 13:26
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
◆ 知的寓話に学ぶ ◆
    コメント(1)