内田建設のＢｌｏｇ

㈱内田建設　朝礼　平成31年2月12日（火）

　　　　　テーマ　　　知的ショートストーリー

◆　東へ向かう梟　 ◆

　先週から、短い寓話を知的ショートストーリーと題しまして お話しを、させていただき そこから学べるだろうと感じる 教訓をお話してまいりましたが、本日も東に向かうフクロウのお話しをしてみます。

　一羽のフクロウが東に向かって、ものすごいスピードで飛んでいたのです。それを、一羽のハトが呼び止めてこう聞きました。
「そんなに急いで、どこに行くの？」　そこで、フクロウは「東の村に引っ越すのだよ 」と答えました。

すると、ハトは、こう言いました。「 なぜなの？西の里はいいところなのに」
フクロウも、困ったような顔をして こう答えたのだと言います。
「 人間たちが、私の鳴き声を気味が悪いと言って嫌っているらしいのさ 」

それを聞いたハトはフクロウに言いました。「それなら鳴かなければいいだろう。東の村へ行ったところで人間たちは、君の鳴き声を嫌うだろう。そしたら君はまた 引っ越すのかい？どこへ行っても同じだよ 嫌われたくなかったら、自分の鳴き声を改めることだね 」

さて、この話から学ぶ教訓はどこなのでしょうか？ 周囲と上手くいかないからといって 居場所を変えても 結局はまた同じ目に遭うだけであって、人に好かれない不幸の原因は、周りの人にあるのではなく 自分にあるのだから相手に変わってもらうことを 求めるのではなく自分から 変わろうとすることが、必要なのです。

まず、自分はなぜ 受け入れられないのかを、真剣に考えて 改めるべきは、改め適応する努力をしていけば、他人に作ってもらった人間関係ではなく末永く、多くの相手とお付き合いが、できるのでは ないのでしょうか。