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2019年03月22日

◆ 肩もみと出世 ◆

㈱内田建設 朝礼 平成31年3月22日(金)

  テーマ   職場の雰囲気を変える心づかいをせよ
◆  肩もみと出世  ◆

 おはようございます。たしか、過去にも大分県の南蔵院の住職である林各乗さんから、君はお母さんの 肩たたきを、したことがあるかというお話しを聞き今日のようなお話しをしたことを思い出しますが、松下幸之助翁も同じようなことを言っております。

 あるとき、幸之助は、ある青年とこんな話を交わした。「 君、アンマようするか 」「 いいえ、しません 」「 お父さんやお母さんの肩揉んであげへんのか 」「 ええ、あまり揉みません 」「 それじゃあ、君は、あんまり出世できんな 」「 アンマと出世と、いったいどんな関係があるんですか 」「 太閤秀吉はね、若い頃、アンマが上手くそれが気に入られて出世の道が開けたという。本当か噓かは、よう知らんけど、小説にはそう書いてある。

これは 僕は、一面の真理やと思う 」「 …… 」「 それはね、アンマ自体のことより、結局は心の問題や。たとえば君が緊急の仕事で課長と一緒に遅くまで残業したとする。そのとき、君は若いからどうもないだろうが、君のお父さんと同じくらいの課長は やはり疲れてくる。

それを見て君が、“課長、いっぺん肩でも揉みましょうか”と言ったらどうなるか。“そうか、それはすまんな”と言って背中を向ける課長もあるだろうし、“いや結構だ、ありがとう”と断る人もいるだろう。
しかし、たとえ断ったとしても課長は君の そのひと言で、どれだけ慰められ、元気づけられるかわからない。そして課長の口からも、“きみ、ご苦労さんやったな”といたわりの言葉が出てくるに違いない。

そういう心の通いあいが、職場を明るくし仕事の成果を高めることになるわけで、だから君がそういうひと言を、心から言える人であれば、仕事もうまくいくし、みんなの信頼も得ることが出来る。出世も間違いなしだと思うのだが、きみはどう思うかね 」というお話しですが、いかがでしょうか?
 そういえば、「 ことばの花 」を心の糧にという冊子に『 父母の恩 』という言葉がございまして、父母から受けた恩は見えないが、父母の恩を忘れて花咲く人生はない と書かれておりましたが、とても含蓄のある言葉でございましたので、本日の、「肩もみと出世」同様、みなさんの言葉の花束の中に加えておいて下さることをお勧めしたいと思います。



Posted by 内田建設 at 18:42│Comments(0)
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