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2019年03月30日

◆ 最上の生き方 ◆

㈱内田建設 朝礼 平成31年3月30日(土)

    テーマ   安岡正篤先生の人間学

◆  人生最高の処方箋   ◆


 おはようございます。私の右手方向に掲げてございます色紙に『 六然 』とありますが、これを何だろうか? と思っておられる方もおられるのではないのかなと思っておりますのでご説明いたします。我社に長くお勤めの方は過去に二度ほど説明させていただいておりますので、復讐の意味でお聞き下さい。

 この『 六然 』というのは、六つの自然と書いて りくぜん と読みます。
もともとは、中国の崔銑の言った言葉ですが昭和の総理大臣の指南役として、また平成の元号を考えた人として有名な安岡正篤先生が仰った言葉で、意味を申し上げますと、先ず一つ目として 自処超然 これは自分としてはいっこうに物にとらわれないこと。二つ目として 処人藹然 これは人に接するときには常に好意をもって接すること。そして三つ目の 有事斬然 これは、斬然の斬に刀で斬るの斬が使われているとおり事が起こった時には、グズグズすることなくスパッと斬るように早く動きなさいという事なのです。さらに、四つ目が
無事澄然 何もしない時は、水のように澄み切っている状態でありなさい。ということです。さらに 五つ目に、得意澹然 これは、得意な時はあっさりと言うという事で自慢するのではなくて淡々と語れるようになりなさいということです。 
最後に 失意泰然 という言葉ですが、人間ですものすべてにおいて完璧というのはございません。よいこともあれば、悪いこともございます。失意の時こそ、がっかりすることなく、泰然自若としてゆったりと 落ち着いた気持ちでいて下さいということです。この六然こそが、人間が生きていくうえで最高の処方箋なのだと安岡先生は仰いました。
ここに“ 六然 ”の 自処超然 処人藹然 有事斬然 無事澄然 得意澹然 失意泰然 の解説を本日は、させていただきましたが、六つ全てでなくとも皆さんを楽しませるための 処人藹然 だとか、澄んだ気持ちでいられるように無事澄然などと先ずは一つからものに出来るよう頑張ってみて下さい。



Posted by 内田建設 at 17:06│Comments(0)
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