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2019年05月06日

◆治にいて乱を忘れず ◆

㈱内田建設 朝礼 令和 元年 5月 7日(火)

テーマ    素直な心を養うために

◆  治にいて乱を忘れず  ◆


 おはようございます。中国の易経という本がございますが、その中に書かれております『 治にいて乱を忘れず 』という言葉がございます。
これは、どんな平和な時でも、世の中が乱れた場合の時を考え、万一のときを怠らないということ。平穏でうまくいっている時にも、いざという時のことを考えてそれなりの配慮をしておくことが肝要であるということを言っているのです。

このことは、国家について言っていたのだと思いますが、そういった油断のない態度、心がけというものを保っていくならば、国家に限らず 個人としても団体としてもつねに危なげのない姿を、保持していくことができるのだと思います。
では、なぜ事が行き詰まり危機に直面してしまうのかと考えたときに個人でも団体でも国家の場合でも、よくよく考えてみると しばらく好調が続くとそれに慣れてしまい、なすべき努力を怠り、本来、必要な心配りも忘れてしまっていたために情勢の変化に気付かず 対応できなくなり、みずからの力が弱まってしまうから ということなのではと考えられます。

そのようなことが多くありまして また、そのような 反省点からものをみた時に『治にいて乱を忘れず』という言葉が生まれたのではないのか?と思えてなりません。

私たちが 日々の暮らしの中で お互いに 素直な心で人に接したり、一日が終わってお風呂に入る時に「 今日の俺って本当に頑張ったなあ。自分で自分を褒めてあげたい。」とか、「 今日の俺は サボってしまったなあ。これでは駄目だ、もっと頑張らなくては と思い反省する。」もちろん素直な心になったとしても、実際は同じ失敗を繰り返してしまうのだと思います。
 けれども、そういったお風呂に入る時、また、毎日 眠る前に反省することを社員のみなさんが 一人ひとり、日々生活の中で思い返してみることにするのが、『 治にいて乱を忘れず 』という気持ちになり自分の成長にまた、会社の成長につながっていくこととなるのです。

その気持ちを胸に人間本来の素直な心に目覚めていきましょう。



Posted by 内田建設 at 21:12│Comments(0)
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