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2020年07月16日

◆ 良心に忠実に生きる ◆

㈱内田建設 朝礼  令和2年7月16日(木)

テーマ   論語に親しみ生きる

◆ 吾道一以貫之 ◆

おはようございます。本日より、また新しい仲間が加わりましたが、共に仕事を通じてお互いが切磋琢磨してよい人生を送ってまいりましょう。さて、少し前から論語を少しずつ学んで、たった一度しかない人生を豊かにしていこうというために朝礼にてお話させていただいております。

本日は、『 わが道、一を以て之を貫く 』…これは、よく知られた言葉であり、響きもよい。過去の朝礼では私の生き方は、ただ一つの道理をもってこれを貫くとご説明させていただきましたが、これは孔子が弟子たちに囲まれ、そのうちの一人、曾子と話している時に、孔子が言った言葉でして、意味を申し上げますと
『 私が歩む道、私の生き方は、一を以て貫くであることを、君はわかっているね 』と、孔子は言い、曾子は『はい』とだけ答えたのだそうです。その時、孔子は頷いてその場から立ち去ったといいます。 
まわりにいた弟子たちは、まるで禅問答を聞いているようで、サッパリわからなかったので曾子がそこで、説明してあげたと書かれており、「先生が言われた『 わが道、一を以て貫く 』とは,自分が 生涯貫いてきた一つの原理原則は、〃忠恕〃であるということなのだ と書かれておりました。 忠は心の持ち方、自分の良心に忠実に生きることであり、恕の本来の意味は赦すということだが、孔子は他人への思いやりと表現されております。」つまり、先生が一貫してこられたのは、誠心誠意、相手への思いやりの心を、また真心をもって、生きてこられたのだということを伝えたのだそうです。
そのあたりを考えてみますと、『わが道。一を以て之を貫く』とは『忠恕』といって『忠』は、良心に忠実に生き、『恕』は心から赦すことができる思いやりをもって生きるのであるから、『初一念』とか『初志貫徹』のような強いだけの覚悟ともいささか、意味の違いを感じて、真心を以て 生きている『忠恕』のようにバランスを備えた生き方を貫いていくことを、学んでいきましょう。



Posted by 内田建設 at 00:41│Comments(0)
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