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2020年07月28日

◆ 知命・知礼・知言とは ◆

㈱内田建設 朝礼  令和2年7月28日(火)

テーマ    親しき中にも礼儀あり

◆  『知命』『知禮』『知言』  ◆


 おはようございます。本日は、論語の中でも堯曰(ぎょうえつ)第二十にございます孔子曰わく、命を知らざれば、以て君子たること無きなり。禮を知らざれば、以て立つこと無きなり、言を知らざれば、以て人を知ること無きなりという言葉について少しだけお話をいたします。
 意味を申し上げますと、孔子曰くというのは、孔先生がおっしゃった「天命を知らなければ、君子たる者の資格がない。 礼儀を知らなければ、世の中に立つことが出来ない。言葉を知らなければ、人を知ることが出来ない。」ということなのですが、人の行いには、どんなに正しい行いをしても、行いにふさわしくないことを、してしまうことがあるといいます。
そんな時に、怨んだり、怒ったりしてしまうことがあるのですが、これは己の天命として天から与えられた天分と、もともと己の持っている 自分の才能という領分があります。
そこのところを、しっかりと理解して 自分の役割というもの勉強しながら、社会の秩序、国家の法則・人倫の規範をといいますから世の中の仕組みを掴み知り礼儀正しく、人の発言もよく聞き真意を掴んだうえで、正しい判断力を身につけ、正しく対処していくことが、君子たるゆえんであると、知ってほしいと教えております。君子というのは人間性の豊かな人間であって心にゆとりを持っているため、困ったときも八つ当たりをしないと記されております。
そして 、よく君子豹変すという言葉を聞きますがこれは、君子のような立派な人物は豹の皮の斑点が黒と黄色ではっきりしているように、間違えに気づいた時などは、スパッと心を入れ変えて自らを変革することが出来るということをいったものですので、間違えに気づいたら正しい道にすぐに戻るというのは決して悪い意味ではないということも併せて覚えておいて下さい。



Posted by 内田建設 at 07:45│Comments(0)
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