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2021年03月03日

◆ 気付きと置き換え ◆

㈱内田建設 朝礼 令和 3年3月3日(水)

      テーマ    達人からの学び

◆  日本代表のためにあなたは何を  ◆

  おはようございます。昨年より、今年にかけてコロナウィルスと東京オリンピックの話題ばかりが目立ちますが、そのオリンピックに向けて、女子バレーボール 日本代表の監督を務めているのが 皆さんもご存じの中田久美さんという方です。

 その中田監督が言っていたことに、多くの選手と接してきた中で、もったいないなって思うことがあるんです。日本の代表選手に選ばれるというのは当然それなりの力や素質があるわけですけど、中には誰もが当たる壁に対して、チャレンジしない、逃げたりごまかしたりする選手がいるんです。 その壁っていうのは 前に進むためには絶対に必要なのに、そこから逃げちゃうってのは、凄くもったいない。と言っております。
では、どういう選手が伸びるかといいますと「勝負どころで自分が決めるんだ」「自分がこのチームを勝たせるんだ」って思える選手なのだと言っております。
同じくらいの素質や能力を持っている集まりの中にあって最後に生き残るのは、「私の力が足りないからダメなんだ。だから力をつけるために、もっとやらなければいけないのだ 」と思える選手なのですよ…と言っておられます。
そして、中田久美さんが初めて日本代表のメンバーを招集した時、面談で選手たち一人ひとりに聞かれたそうです。「あなたの武器は何ですか?」「日本代表のために、あなたは何をやってくれるの?」とこのように、そして中田監督は「私はあなたにこういうことを期待しています。それに対して、あなたはどうですか?」って言ったりして丁寧にディスカッションをされたのだそうです。
選手たちに対して、代表に選ばれたから嬉しいということだけで終わってしまっては困るので、代表としての果たすべき責任を口に出させ自らの潜在能力を引き出させているのですね。
そして、中田久美監督が言うには本物になるってどういうことかと言うと、当たり前のことが当たり前に出来る人になることを指しておりまして、どんな状況においてもコンスタントに80%の力が出せればよいのだと言っております。
海外でも指導の経験がある中田さんがいうには、外国人にはそのことがとても難しいらしく、彼ら、彼女らは120%の時もあれば30%しか出来ないこともあるのだと言っております。そのような中にあって 常にコンスタントに力を発揮できる可能性を 秘めているのが日本人であるのだと言っております。 そして、それこそが日本人の強みだと思っている。だから、そのような中で一人でも本物と言われる選手を一人でも多く育てていきたいのだと言っておりました。
これは、女子バレーボール日本代表監督の中田久美さんのお話でしたが、バレーボールを会社組織に置き換えてみると如何でしょうか? あなたは 日本代表のためにあなたは何をやってくれますか?
会社のためにあなたは何をやってくれますか? 勿論、内田建設の経営理念の中にもございますよう 「一人ひとりが会社のために、また 会社が一人のために、互恵協力体制の中で 明るく強い組織の大和を創り上げる。」という組織づくりの中にも、歌ってありますが
人づくり、組織づくり、地域への貢献をモットーとする当社には、中田久美さんのお話が、とても心に響くお話だったと思えます。



Posted by 内田建設 at 07:56│Comments(0)
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