内田建設のＢｌｏｇ

㈱内田建設　朝礼　　令和3年8月9日（月）

　　　　　テーマ　　　　曲線思考で考える

◆　 良い事の後に、悪い事が起きないような考え方　　◆

おはようございます。私はよく皆さんの前で ものごとは曲線思考で考えて下さいというお話をしますが、これには訳がありまして日々の生活も朝が来て、昼になる　そして、昼が終わり 夜になりまた 朝が来る。　
この繰り返しが続き春から 夏になりそして 秋になる秋が終わると厳しい冬がやって来る。じっと耐えて頑張っているとまた、新しい春がやってくるのです。
そして、新しい芽が出て、また夏に向かい成長し秋の収穫の時を迎え、やがてまた厳しい冬に向かうのです。
一見、同じことの繰り返しのように見えるけれども自然の木々は、ひと回り、ふた回りと 大きく成長をしていくものです。人間においても同じことが言えまして 春は誰にもやって来ます。しかし、厳しい冬の間に種を蒔く事を忘れた人には春が来ても芽は出ることがありません。
どういう事かと申し上げますと強運と言われる人は物事が上手くいった時にすべて自分の力ではなく、自分の置かれている環境や 周りに対する感謝の心を持っているという考え方をするのだそうです。そして、高いレベルで生きている人ほど『 幸せ感度 』というものが　高いので些細なことでも ありがたいと感じたり、小さな危険信号にも気付くことが出来るのだそうです。
そして、そういう人こそ それぞれの環境の中で、周囲の人が『 あの人のように頑張ろう 』とか一緒にいると楽しいと思い その場その場において貢献していける人なのだそうです。　それとは対照的に 物事を直線思考で考えていく人には良いときには自分だけの力で良くなったのだと勘違いしてしまい有頂天になってしまい、反対に悪くなっていくときには、どこまで堕ちていくのか不安に陥ってしまうのだそうです。そう考えてみますと人間というのは悪くなった時に今は良くなるための準備期間なんだと思いしっかりと種まきをすることが大事であり、良い時にも悪い種を蒔く事がないように気を付け 周りに感謝することがいかに大事な事だということが 分かってまいりますね。そのへんのところをしっかりと理解でき周囲を幸せにしたいと思えば、迷惑をかけるどころか自分も周りの人間も幸せに出来ていくのだと思えます。
今後は そのように思いこれからの発展と行動は自分から始めていくことです。そうすれば、たとえ悪い事がおきてしまっても次は良い事が起こるはずなのですからプラス思考で行きましょう。行動は起こさなければ何も始まりません。