内田建設のＢｌｏｇ

㈱内田建設　朝礼　令和3年8月16日（月）

テーマ　　　幸せ上手になるために

◆　　心に余裕を持つ 　　◆

おはようございます。確か昨年の8月でしたか 倫理研究所という所で出されている冊子の中に『 受け止め上手 』という内容の文章が掲載されておりましたことを一年経った今でも時々思い出します。
確か 内容は、充実した仕事をするには人間関係を円滑にして信頼を得ることが大切であります。……と書かれておりました。　そして、そこに登場してくるAさんというのが、自分の部署の定例会議で、毎回、自分の提案を聞き入れてもらえないことに不満を感じていたので、そのことを上司に相談したというものでした。
すると、先輩は「君は意見を言う時、『いや、そうではなくて』『でも』『しかし』と他の人の提案を否定して発言することが多くないか？」と指摘されました。Aさんは言い当てられて気まずくなり俯いてしまったようです。ところが先輩は続けて「 『受け止め上手』になるといいよ。誰でも自分の案を否定されると嫌な気持ちになる。相手の気持ちを受け止めてから自分の意見を言うようにすると、君の提案も聞いてくれるよ 」とアドバイスをしてくれたようです。
他人に対して配慮に欠けていたことを反省するようになったAさんは、それから「なるほど」「確かに」「そうですね」と、相手の意見や気持ちを受け止めてから「実は」「だからこそ」と提案するようになったそうです。
そして、それからはAさんの提案も少しずつ通るようになったことは勿論ですが人間関係も良好になっていったようです。　私が以前から申し上げているように 人間関係にも、正確な距離がありその距離を早く掴んで下さると良好な人間関係を築く事が出来るようになってまいります。さらに、心に余裕を持ってそのスペース（間合い）を詰めていく事で 円滑で良好なものとなるのです。
しかし、詰めすぎても駄目だし、いつまで経っても他人行儀で離れ過ぎていてもだめなのです。親しき中にも礼儀ありを守りつつも、人それぞれによりAさんとBさんとの正確な距離、Aさんにとっては、Bさんとの距離とは少し異なるがCさんとの正確な距離等、顔もスタイルも性格も違うのだからそれぞれが　ここだという人間関係の正確な距離を早く掴むことが出来ると、本日のテーマに掲げた 『 幸せ上手になるため 』の答えとなっていくのだと思えてまいります。
これからは、心の余裕と人間関係の正確な距離を持ち、幸せ上手と呼ばれるように頑張ってまいりましょう。