内田建設のＢｌｏｇ

㈱内田建設　朝礼　 令和3年12月20日（月）

　　　　　　　テーマ　　　役割について考える　　

◆　自分の役割とは　◆

おはようございます。 本日は、自分の役割について簡単に考えてみましょう。
さて、それでは自分の役割について皆さん一人ひとりが それぞれに考えてみて下さい。
自分の役割とは、どのようなものでしょうか？ 　勿論、今現在 この会社の中で自分が果たさなければならない役割がありますね。そして、家に帰ると家庭内で果たすべき役割もありますよね。 それぞれの人が、それぞれの環境で また、それぞれの立場で果たさなければならないという役割があります。そして まだ、この会社に入って間もなく 自分の果たす役割とは 何なのか どのようなものなのかが 分からない人もいると思います。
そのような時は、こうして下さいと以前に言ったことがありますね。江戸末期明治維新の時代の礎を築いた 吉田松陰先生も松下村塾の中で入江杉蔵に向かって素直に、愚直に一つ事を全うするだけで得意なものを見つけていくのです。　　と言われました。　最近では 黒船カンパニーの社長がよく口にしている言葉で人に何か言われた時は先ず 『はい』と言って返事をして下さい。
素直に返事が出来ない人には物事は頼めません。中村文昭さんなどは、弟子となると決めた日から、師匠の田端社長に 生きていくための 鉄板ルールを決められてしまいましたが、これが後に 黒船カンパニーという会社を成功させ自分自身の人生を 成功に導くためのキッカケというか原点になっていったのです。

そのルールというのは、1　返事は0.2秒　　　2　頼まれ事は試され事（人から頼まれたら、試されていると思って相手の予測を上回ることをする）　　3　できない理由は言わない　　4 そのうちと言わずに今できる事をすぐにやる。 等　　この4つをやっていれば、相手の予想を上回るという訳なのだから、頼んだ相手はあなたにしか頼まなくなる。そうすれば、自分の役割が分からなかった人でも 人から頼られて自分の役割が見つかるという訳なのです。

心の弱い人を見ると よく、『 お互い助け合っていこうな 』と言っておりますが、これは 助け合いではなくて　もたれ合いなのです。厳しい言い方かもしれませんが、人を助けることが出来ない人に助け合いは出来ません。人を助ける事が出来てこそ、助け手にも恵まれ、助け合いというものが出来るのです。
それが、求めあうより、与えよ！と言われる所以なのだと思います。
結局、職場でも、家庭でも人から物事を 頼まれた時に気持ちよく『はい』という返事が出来るのかという事と、それが相手の予想を上回る対応が出来るのかという事が、その人の実力となっていくということなのです。中々、出来ないことですが、これが出来た時に自分の役割も果たせるし、周りから本当に必要とされ感謝される人間となっていけるということなのです。
面倒くさくても 先ずは、聞かれた時『はいっ！』と素直に言える人間になるということですので、気持ちよく『はいっ！』と答えることから始め その時に相手の予想を上回りますよ！　というところから始めてまいりましょう。