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2021年12月27日

◆ 心の的を射るために ◆

㈱内田建設 朝礼 令和3年12月27日(月)

        テーマ  説得力を磨こう

◆   皆が納得する理屈    ◆

 おはようございます。本日は、皆さんに 説得力を磨こう というお話をさせていただきますが、人を説得させるのには 当然 皆さんが納得するだけの理屈が必要となってまいります。
私は、東林志塾というところで約20年にわたり人間学の勉強をしてまいりましたが、そこの学頭である林英臣先生が 仰るのには 会議などで皆を納得させるには、当然 皆が納得するだけの 理屈が欲しい訳であり 少なくとも 三つの要素が必要だと申しておりました。  その第一番目は、『 論理性 』であり、第二は『 情緒性 』そして、第三は『実現性』であるとお話されておりましたが、先ず一つ目の論理性とは、皆さんが成程、そうだと納得できる客観的な理由です。Aが言おうがBが言おうが正しいことは、正しいのです。また、 間違っていることは間違いだ という真理のことが『 論理性 』という訳です。言い方を変えますと相手を理性によって納得させるという要素なのです。そして、次の二番目にくる『 情緒性 』というのは、花を見た時に『 この花とても綺麗ね 』と感じたりする 好きか嫌いかという感性によるものが、『 情緒性 』であり、人の直観によるものです。結構、これが決断を動かす時の原動力の一丁目一番地なのです。勿論、好きか嫌いかということであれば、嫌いなものを捨て、好きなものを選択する『 情緒性 』ということになるのでしょうね。
 そして、最後の三番目にくるのが『 実現性 』であり、実際に誰が、どういう方法で、いつまでに、どこまで進めるのか?というものをハッキリとした手順や、具体的な行動で示していくのが『実現性』となるのです。ここが しっかりしてくると成功を導くための距離はグッと縮み、周りの人からの反対意見も かなり減ってくるのでは……と思えます。この、『論理性』『情緒性』『実現性』が上手くハーモニーとして嚙み合った時に、たんなる「言葉遊び」ではなく、皆が納得する『 言葉選び 』となり、多くの人の心の的を外すことなく『 説得力 』が生まれてくるのでは、ないのだろうか?と思えてまいります。そして、先程申し上げたように正しい決断を下すためには、そもそも何のため・誰のためなのか?…。そしてその事についてどこまで我が事と思えるのか?などと考えて説得力を磨いていけば、皆が納得できる言葉に出会えていくのでは、ないのだろうかと思えてくる。
それが出来るか、出来ないかで、心の的を射る人と外す人の違いが出てくるのです。以上の理由を申し上げまして 本日の説得力を磨くというお話を考えてみて下さい。



Posted by 内田建設 at 07:38│Comments(0)
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