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2022年03月02日

◆ 今の乱世を共に生きる ◆

㈱内田建設 朝礼   令和4年2月28日(月)

テーマ  未来に向い一緒に歩む

◆  乱世を勝ち抜くために  ◆


おはようございます。先週の朝礼では、天地人として 戦国乱世の時代に名を馳せた直江兼続のお話をさせていただきましたが、現代は刀で斬り合うという命のやり取りはないまでも経済活動においては、まぎれもない乱世なのです。

その乱世を生き抜いていくためのトップには、リーダーとしての人を育てる指導力や人間力が必要となってくるが、軍師的な視点なり 思考というものが、重要な意味を帯びてきます。その軍師的な視点・思考というのは、新しい時代を見通し、分析しさらに積極的に乗り越える力を与えてくれる柔軟な発想能力のことなので人心掌握に不可欠な『情』の管理と、信賞必罰を用いた『知』の管理を加え、頑張って成果を出せば賞が貰えることを示し、部下が才能を尽くして働けるようにしていかなければなりません。また、失敗や罪があれば必ず罰し例外をつくらないことを示さなければなりません。
そのようにして トップの威厳を保っていかなければ、命のやり取りは ないまでも乱世を勝ち抜いていくのは困難になってくるであろうと考えられます。

この発想は、韓非子の中にある 人を動かす『 7つの術 』として 以前にも話したことなので、当社に入社以来5年以上経過している人には おさらいとなるかもしれませんが、今も昔も人を動かす人の極意は「智」と「情」の他にも「意」というものが存在してくるということも、付け加えてみるとよくわかります。

みなさんもご存じ夏目漱石の『草枕』に出てくる人間のありようを 表現している言葉で表しますと『智に働けば角が立つ、情に棹させば流される、意地を通せば窮屈だ、兎角この世は住みにくい 』と この住みにくい世の中を『 智・情・意 』それぞれに、時と所と人物を再現しているものであり、これらのことをよく理解してみたうえで、陽転思考(プラス発想)として、自分の中に眠っている素晴らしい自己を見つけ出し、今ここで 真剣に考えて自分たちの未来が、…。たった 一度しかない人生(俺の人生、私の人生、)を、ここで働けて 本当に良かったと思える道が開けるように、この先 皆さんと一緒に努力して学び一緒に働き、一緒に 歩んでいきたいと考えております。



Posted by 内田建設 at 14:58│Comments(0)
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