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2022年03月14日

◆ 歴史、知識、経験から ◆

㈱内田建設 朝礼 令和4年3月14日(月)

    テーマ    知識と経験に学ぶ

◆  一振りの修理代のお話  ◆

おはようございます。ここしばらく日本が停滞していると思っていた矢先にコロナにおける衝撃を受け 日本に限らず世界全体の足踏み状態が続いております。そのような中でのロシア軍のウクライナに対する侵略と破壊等、ここ近年類を見ないような状況が発生しております。ロシアにすれば、ソビエト連邦時代に同じ民族であったウクライナという自由主義体制の国に独立されてしまったウクライナが、NATOに加盟される前に、もう一度 ロシア側に戻し中国の共産主義のようにロシアの専制政治の下に置きたいという考え方において、強硬に攻撃を仕掛けウクライナはソ連の崩壊とともに達成された自由主義の独立国を、子供や孫の時代に受け継がせたいという 強い気持ちと信念がそうさせているのです。ここで、知ってほしいことは日本でもそうでしたが歴史は勝者側が本当の真実ではなく、勝者側の都合のいい事実だけに基づき作成されてきているということです。第二次世界大戦でアメリカに敗れて無条件降伏した日本に対しソ連が土足で入って来て北方領土の4島を奪っていきました。そしてその時、日本列島を半分に分け東半分をソ連が西半分をアメリカの支配の下ということになっていたのです。敗戦となれば 世界中どこの国でも国王や支配者達が命乞いをするという中で、アメリカの最高司令官であるマッカーサは、この時神を見たと言いました。天皇陛下と会ったマッカーサが最も驚いたという日本の天皇陛下の一言、それは……『 国民は何も悪くない、悪いのは天皇である私であるので、私は八つ裂きにあおうと どうなってもいいから飢えている国民を救っていただきたい』と申し出たのだと言います。この一言で、マッカーサはこの世に神が存在すると思ったのだと言いました。 また、この国の兵士がたった一人で爆弾を積んだ飛行機でアメリカの戦艦に『天皇陛下バンザーイ 』と言って体当たりをしたことを理解できなったが、ここで、その事実を初めて理解出来たのだと言っております。そしてこの国を分断させ、神様のような『天皇陛下』に手を下そうものなればと考えた時、日本人たちは最後の一人になるまでアメリカに牙をむいてくるだろうと考え、天皇は日本の象徴とし日本(本州)の分断も消えていったのだそうです。
こういったお話は 学校の教科書では、到底学ぶことは出来ませんし、いつの時代も勝者側の理由により歴史が作られていることを知らなければなりません。
このように突然の出来事や変化にも対応を求められる現代の日本人は、学校で学んだ『学力偏差値』だけに頼りすぎると、実社会では全く役に立てなくなり時代についていけないという現実に直面してしまいます。

そしてこういったお話を続けてまいりますと、暗く重苦しい話だけの朝礼になってしまいますと本日の仕事に向かう皆さんが、暗く重苦しい気持ちのスタートにならないように見方を少しだけ変え、『 学校の偏差値教育 』だけでなく、頭を柔軟にするための 考える技術を身に付けていくと面白いですね。という過去にも一度お話をしたことのある知的ショートストーリーを思い出しましたので その時のお話をもう一度 お話してみたいと思います。

エンジンの故障に見舞われて、ある男が 途方にくれておりました。その男は強い日差しが照りつける中、修理工が到着するまで2時間も待っておりました。
そんな中で、修理工は到着すると ボンネットを開けて、ある部分をハンマーで思いっきり 『ガツン!』と 叩きました。
 すると、キュルル、ブルルン、とエンジンが、調子よく回り始めたのです。
男は大変、感心しながら料金を尋ねました。修理工は ぶっきらぼうに答えたと言います。
『100ドルです。』「ハンマーで1度叩いたというだけで、100ドルというのは、高すぎるだろう!?悪いが、明細書を出してくれ!』と……。すると、修理工はメモ用紙を取り出すと、サラサラとペンを走らせビリっと破いて差出しました。
【明細書内訳】と書いた後 ① ハンマーで1度叩いた工賃として…1ドル。 
次に、② どこを叩けば、直るか知っていたこと…99ドル。
笑えるような話ですが、知る者は、知らない者から利益を得ることが出来る。
また、知識および経験によるノウハウには、それ相応の対価が支払われるべきであるという教訓をこの明細書から学びとることが出来るのです。
これは、知識と経験という現場サイドのお話ですが、よく考えてみるとこれも考える技術の一端なのです。こういった知的ショートストーリーの寓話も笑って見逃すのではなく、如何なる場面でも 気付きと置き換えをもって普段の仕事や生活に学んで活かして行きたいものだと思います。



Posted by 内田建設 at 09:17│Comments(0)
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