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2022年10月03日

◆ 総学を学ぼう ◆

㈱内田建設 朝礼   令和4年10月 3日(月)

     テーマ   総学という総合学問

◆ 原点・大局・本気・徹底  ◆

みなさん おはようございます。本日は、冒頭のテーマにございます総学というテーマのお話を致しますが、これは、松下政経塾第一期生の林先生が東林志塾という勉強会の中で話される講話の中に出てくる人間学のお話であります。
では、それについてご説明をしてまいりますが 先ず原点とは何かと考えてみますと、『成長の種』であり人生の根っこだと思っていただければ良いと考えます。次に大局とは何かと考えてみますとこれは、『どこまで我が事と思えるのかというその人の持つ器量の広がり が大局 』となってまいります。よくあの人は器の大きな人だと申されますが、器の大きな人は自分の事しか考えないのではなく家族の事や友人の事、会社であれば同僚の事、部下の事など出来るだけ周りの人達のことを我が事のように考えられる人としての心の広さを持つ人なのです。 そして、『本気』ですが人生の幹を天に向かって真っすぐ立て、それに向かって迷うことなく真っすぐ進んでいくのが本気なのです。 少しばかり知識や能力が高い人でも諦めることなく本気で行動している人にはかなわないのです。 そして、始めた以上は最後まで 粘り強く『徹底』して結果が出るまでやり抜くというのです。
これが、総学という総合学問の基本である『 原 大 本 徹 』とよばれている『原点・大局・本気・徹底』という考えを簡単に申し上げたものなのです。
では、そのお話の一つとして申し上げますと 人間というものは多少の苦労をしても苦労では潰れないが、これは何のために 誰のために どうしてこんなに苦労をしなければならないのか という苦労をする意味が分からないと頑張れないと語っていた歴史上の人物である 佐藤一斎のお話を述べてみましょう。
幕末の志士たちの共通の師であった佐藤一斎先生は苦労というのは自己成長のためにあるものだ。と生徒たちに教えたそうで、困難に苦しむ、激変に巻き込まれる、屈辱を受ける、悪口を言われるなど人生には 色々と辛い事が起こる。そういう時は、逃げたりせず、苦労の意味(所以)について考えよと申しております。
誰だって、苦労するのは嫌なのです。でも逃げられない時もあるのです。今、自分がどんなに辛くても、苦しくてもこの辛さや苦労を乗り越えた時、この先にある完成した姿が想像でき 描けるのであれば大きな成功が待っているのです。
少し難しいお話だったかもしれませんが、何のため誰のため、どう生きるかの種の部分を原点として考え、どこまで我が事と思えるかという大局の心配りを考え自分の人としての器を広げ、今ある自分の仕事に本気で、取組み生活も人生も太い幹となる様充実させ、最後まで徹底して諦めないで発展させていくことが、原点、大局、本気、徹底の仕組みなのです。″言うは易く 行うは 難し″ といいますが、こうした考えで進んでまいりましょう。これを、実践すれば難しいことは分かっています。思っただけでは出来ないことも分かっております。
しかし、思ってもなかなか出来ないことですので、思わなかったら出来るはずがありません。自分も、自分の家庭も会社も発展させていくためには、先ず 心に強く思う事 願う事から始めてまいりましょう。



Posted by 内田建設 at 07:37│Comments(0)
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