内田建設のＢｌｏｇ

(株)内田建設　朝礼　令和6年4月8日（月）

テーマ　　　　働く目的とは何か
◆　何のために、誰のために、その目的とは、　◆

おはようございます。先週、金曜日の中日新聞の朝刊に写真入りで当社が中部DX大賞を取った記事が出ておりました。内容は皆さんもご存じのとおり普段から行っている 小規模工事における3Dデータの能力・価値を向上させるDXの事例について ドローンを使って3Dデータを作成し備え付けや出来形管理など工事の各工程で活用し 施工の見える化、効率化を図り 工期を短縮し生産性の向上が図られたというものでした。そして、受賞者は大手ゼネコンばかりの名前が、並ぶ中で 従業員15人という我が社が「 大きなかいしゃでなくてもDXやICTを活用できる ということを示せてうれしい 」という専務の言葉がとても印象的ではありました。さて、そのような中で今日は職場の中の教養として働く目的の自覚についてお話してみようと思います。
令和4年度の内閣府の世論調査における「働く目的は何か」という回答は、「お金を得るために働く」というのが60％以上を占め、次に「生きがいをみつけるために働く」が14.1％で「社会の一員としての務めを果たすために働く」が11％で「 自分の才能や能力を発揮するために働く 」というのが6.7％という結果となっております。勿論、生活の基盤となる金銭を稼ぐということは大切なことですが、働くこと自体に喜びを感じることが大切であり「 何のために」 「 誰のために 」「 どんな目的で 」をよく考えてみて 明確にしてみることが、大切です。「 働く 」という字は人が動くと書きます。傍（はた）という周りにいる人を楽（らく）にすることが、働く意味なのだともいわれております。
仕事を通し、自身の才能や能力を発揮して家族のため、社会のため、また多くの周りのために役立つことが出来れば、働くことの目的と意味が少しずつ理解でき、今見えていなくとも その延長線上にある将来の夢に向かっての方向性が見えてくるのではと思えます。そうして、働く目的を自覚し働く原動力を見つけてまいりましょう。