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2020年10月31日

◆ 本気の覚悟を学ぶ ◆

㈱内田建設 朝礼 令和2年10月30日(金)

      テーマ   心に響く言葉

◆ 日本一の皿洗い ◆

 おはようございます。本日は黒船カンパニー社長の中村文昭さんが、師匠の田端俊久さんから言われた衝撃の言葉についてお話をしますので、今現在の自分に置き換えてみて聞いて下さい。
もう、10年以上前にも田端さんと中村さんの出会いから 関係などについても詳しく お話をさせていただきましたが、本日はその中でも衝撃的な言葉を抜粋してお話をいたします。
 中村文昭さんは、田端さんのもとで野菜の行商人をして3年程になる時、中村さんに今度、六本木でバーを出すことにしたのでお前が店長をやれと言われたのです。中村さんは、野菜の行商しかしたことがないので 絶対無理だと思いましたが、田端さんに弟子入りした時の約束に 田端社長の命令は絶対であり、返事は0.2秒以内に、ハイとしか答えなければならないようになっていたために、田端さんの知り合いのホテルの料理長がいる厨房に3箇月程、修行にいくことになったのですが、3箇月で覚えることなど絶対に無理だと思いながらも、全く素人の中村さんは 皿洗いとしてスタートすることになりました。そこで、中村さんは一週間ほど皿洗いをしていたのですが、その間、誰ともお話をせずにただ、黙々と皿洗いだけをしている自分を悲観的に思い田端社長のもとを訪れこう言いました。
『 社長だめです。毎日 毎日 皿洗いばかりで誰も口を聞いてくれません。このままだと一生懸命やっても同じことで、皿洗いだけで仕事も覚えられず3箇月が過ぎてしまいます。』
すると、田端社長はこう言いました。 『 本当にお前は一生懸命にやったのか?日本一の皿洗いを目指して一生懸命やったのだな?』と問いかけてきました。
日本一って言ったて たかが、皿洗いですからと思いながら それには、中村さんも返す言葉もなく心の中で、そこまでの覚悟はなかったので、愚痴も言い訳も言いに こなきゃ良かったと思いましたが、そのあとで田端社長が、目覚まし時計を貸してくれまして、『 秒針を見つめ稲妻のような洗い物をやれ!それくらいの努力もせんうちからギャアギャア言うな!』と言われ 次の日から、目覚まし時計と戦うように 稲妻のような皿洗いが始まりますと、今まで誰も声をかけてくれなかった人達が声をかけてくるようになりました。
そして、『 おまえ、何やってるの?何でそんなに急いでやらなきゃあいけないの?』と尋ねてきましたが、中村さんは、『 僕、うちの会社の社長から言われてここに来たのですが、実は 社長は何をやるにも日本一を目指しなさいという人なので、今は 皿洗いの日本一を目指しているんです。』と言いました。すると、昨日まで口を聞いてくれなかった職場の先輩たちが、おまえ馬鹿じゃねぇのというようになり 今までとは明らかに変わってきていることが分かったのですが、料理長からそんなに凄い皿洗いなら二人でやっているところを一人で任せても大丈夫だな!と言われ一人でやらなきゃいけない羽目になってしまい、『えっ』何でこうなってしまうのということでした。
その後、ホテルの厨房は誰もが 大忙しの時 ちょうど 野菜が足りなくなり調理を担当する 誰かが野菜を買いに行かなくてはならなくなったのでしたが、忙しいため誰も行くことが出来ませんでしたが、一人でも 日本一を目指し 稲妻の皿洗いだけは、空いている時間があったので、料理長から野菜を買ってくるように頼まれました。
そこで、中村さんはお金を預かり 調理場の戸をゆっくりと閉めた瞬間から、猛ダッシュで走り買いに行き、びっくりするような速さで戻ってきたのです。このスピードには、調理場の誰もが驚いたのでしたが、調理場が一息つく頃に料理長から何でそんなに早いのと聞かれ、自分の社長である田端さんから何でも死に物狂いで一生懸命やれば、未来が開けると教えていただいていることと、今回ここで修行期間が3箇月しかないこと、3箇月後に店をオープンすることを打ち明けるのでした。
すると、それを聞いた料理長が皿洗いから三つも四つも飛び越していきなりカウンターに入れてもらうようになったのです。普通でしたら、追い越された側の人から嫌がらせを受けるのですが、日本一の皿洗いを目指していると言った中村さんには、追い越された側の人達から、そこまでに覚えなきゃいけないことを全部 紙に書いて教えてもらうことができ、修行をたった3箇月間で終え開店の日を迎えるに至ったのでした。 そして、開店を迎えたその日に師匠の田端さんに、『 お前が一週間経って俺の所へ来たあの時、お前が出来ない理由ばかり言って、時を先送りにしてきたら今日という日はなかったんだよ。だけど、やると決めたら命がけで日本一の皿洗いになるんだと言って体を動かし、全力でやっているお前の姿を見ていたまわりの人がお前の味方になったろうが …お前には その素直さがある。その素直さを大切にしていくことが最も大事なことだと 』いわれました。 
これが、本日 私から皆さんに話したかった『 日本一の皿洗い』のお話です。 そして、当社の経営理念にもございますように、素直な心で一点の曇りなきよう澄みきった気持ちで『 日本一の皿洗い』の覚悟と本気を持ってこれからの仕事に望んで下さい。
  

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2020年10月20日

◆ 頑張る木こりに学ぼう ◆

㈱内田建設 朝礼 令和2年10月20日(火)

   テーマ    車両や道具を大切に

◆  頑張る木こりから学ぶ  ◆

 おはようございます。昨日、会社の車が汚れていたので、もう少し車や道具を大切にしなさいというお話をしましたが、感謝の心で物を大切にすれば物もそれなりの役割を果たしてくれる というお話をしたいと思います。

今日は、『頑張る木こり』という寓話をお話し してみたいと思います。

 1人の男が林業の町にやってきて木こりとして働くことになったといいます。
この男は、翌朝になるといさんで森へ向かい、どの木こりよりも多く18本もの木を切り倒したので、意気揚々と飯場に戻っていきました。
翌朝も 男は他の誰よりも早くから 木を切り倒すのでしたが、15本しか切ることが出来なかったようです。「 疲れが残っていたのだろう 」そう考え 男は日暮れとともに寝たといいます。

 しかし、3日目になると10本、4日目は、7本、と 一生懸命に斧をふるのでしたが、男が斬り倒せる本数がどんどんと減っていってしまいました。
男は悩みました。そして男は 親方にそのことを打ち明けました。

「 最後に斧を研いだのは、いつだ? 」という 親方の問いに男は真剣に答えました。 
『 木を切るのに、精いっぱいで、そんな時間ありませんでした。』
……。如何でしたか? 今の話を聞いてみなさんはどのように思われましたか?
 ただ、がむしゃらに 『頑張る』というだけでは成果は上がりませんよね。
生産性が落ちるのには、何らかの原因があるのです。

我々の仕事でもそうですが、作業工程を改善する努力や、環境の整備を疎かにしていないのか?という教訓を『 頑張る木こり 』という寓話から学んでいただければと思い、今日はこのようなお話をさせていただきました。
  

Posted by 内田建設 at 11:56Comments(0)

2020年10月13日

◆ 継続は力なり ◆

㈱内田建設 朝礼 令和2年10月13日(火)

     テーマ     継続は力なり

◆ 日々の積み重ね ◆

おはようございます。倫理研究所の職場の教養という冊子の中に書かれていたお話で、『生まれながらの長老なし』という諺が出ておりました。
「 生まれた時から経験豊富で、人格や学問に優れた人などいるはずはない。誰もが長い間の修養や経験を経て立派な人間になっていくのだ。」という、意味だと書かれておりました。
これは、仕事においても同じであって、常に上手くいくはずもなく時には無理難題に直面し、思うようにいかずに進まなくなってしまう。ということもあるのだと思います。 大切なのは、そのような時に、そのことをどのように受け止めていくのかにかかってくるのだと書かれておりましたが、これは当社における若い君たちにも言えることであり、難しい仕事で、また難しい局面において自分には無理だと投げ出してしまっては、いつまでたっても状況は変わらず、折角の成長するチャンスを自ら捨ててしまうようなものなのです。
難しい局面において、壁に突き当たった時こそ自分の思考や行動を振り返り努力することが必要であり、自分が一ランク上に上がるチャンスなのです。
初めは、上手くいかなくとも 対処の方法はあるものです。その対処の方法を模索すること、また見つけていくことの積み重ねが自分というものを成長させてくれます。何なら自分を、自分自身を苛めることが自分を磨くということになっていくのでは、ないのでしょうか?
勿論、すぐに成果が出ない時もあるでしょうが、諦めず試行錯誤を重ねていけば、その日々の積み重ねが実力となって気が付けば大きな成長となるのです。
まさに、『 継続は、力なり 』なのです。いつも言っておりますように成功した人は、成功するまで続けた人なのです。苦しくても日々の積み重ね忘れることなく諦めず前に向かってまいりましょう。
  

Posted by 内田建設 at 08:03Comments(0)

2020年10月10日

◆ コロナウィルス対策のため◆

㈱内田建設 朝礼 令和2年10月9日(金)

      テーマ 新型コロナウィルス対策のため

 みなさんこんにちは、最近 朝礼でのお話をしばらくブログに載せておりませんでしたが、三密を避けるために当社でも朝礼の場所を二階のロビーから、一階の玄関前にありますスペースが十分とれる場所に変更をしたことにあります。
8月に浜松でクラスターが出たあと当社のコロナウィルス対策について考え、今までのように たとえマスクはしていても密閉された場所での朝礼から、三密を避けた場所での朝礼および、健康記録シートを作成し 皆さんの健康管理のための時間と毎日の安全チェックの時間、個々の現場の注意しなければならない項目を一人ひとりが、それぞれに発表していただくことにより、安全意識を高め、無事故であり、皆さんが 毎日が笑顔で帰宅できるように努めておりますが、しばらくして 環境等が許すようであればまた今までのように朝礼で少しでも、ためになるお話をしブログにも掲載していきたいと考えております。
  

Posted by 内田建設 at 17:29Comments(0)