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2023年05月08日

◆ 兎と亀に学ぶ ◆

㈱内田建設 朝礼  令和5年5月8日(月)

    テーマ  メジャーリーグを見ていて感じたこと

◆  寓話『 兎と亀 』  ◆

おはようございます。最近はWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で日本が優勝したこともあり、その立役者であった日本人メジャーリーガーの大谷翔平や吉田正尚などの活躍が海の向こうでも大変な注目を集めている。
そのような中で、高校時代には甲子園で2度の優勝を経験し、大谷翔平にも投げ勝った藤浪晋太郎投手が阪神タイガースから オークランド・アスレチックへの移籍を発表し、メジャーリーガーとなったのだが、現在8試合に登板し0勝4敗、防御率13.50と信じられないような成績で苦しみ もがいている。
阪神タイガース投手 藤浪晋太郎の高校時代は2メートル近い身長から、投げ下ろすという160キロ近いストレートに高校生の打者では打てるものも 殆どいなくエリートコースまっしぐらという感じであった。
だから、今まで 苦労することも 大した挫折を味わうこともなく、ここまできてしまったようだ。
プロ野球に入れば、野球を職業とする強者の集まりであり、毎日休むことなく身体を鍛え、それに伴う野球に対する考えをも鍛えなおさなければ この世界では長くは 生きていけないだろうと思う。
藤浪晋太郎投手は、人並み外れた超エリートであったが故にプロの世界に入っても自分を変えようとせずに ここまでやってこれたのだと思う。
しかし、プロ野球というものは才能だけでやれるほど甘い世界ではないことに藤浪晋太郎君が早く気付いて、自分の持っている並外れた身体的才能に見合った心の努力をしなければならないように感じられてならない。
これは、単に野球に例えて話しているが、我々の仕事においても 全く同じことがいえるのだと思う。

この状況を見ていると 才能がないからこそ考え、工夫し、努力を重ねなければならない。それがいつしか、勝利に近づく大きなプロセスになると言っていた名将、野村克也監督の『 野村の悟り 』という本に書かれていた『 学びの先に希望がある 』という言葉を思い出す。
そして、そこに書かれていた寓話の『 兎と亀 』の話に例え、なぜ亀は兎に追い抜けるのか…?  ここで、亀の強みは『 否が応でも、苦労を強いられる 』ことなのだと思っている。 といい、大した苦労もしない兎とちがい、亀は山を一歩一歩登るごとに苦労に直面するが、この苦労を苦労で終わらせることなく自分を高めていくチャンスにし、その高められた チャンスに変えられた時亀に兎を追い抜く可能性が生まれるのだと教えている。 
さあ、我々も連日のように騒がれている メジャーリーグの野球を、ボーッと見ているだけでなく、こういった中からも気付きと 教訓を見つけてはこの教訓に学び、仕事における この先の苦労をかみしめながら、一歩一歩、また一歩と確実に歩んで、この先の苦労を乗り越えよう ではありませんか。
如何でしたか? 本日は、最近の野球を見ていて感じたことをあえて 兎と亀に例えて話してみました。



Posted by 内田建設 at 09:12│Comments(0)
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