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2017年04月04日

◎ 加藤清正のためになるお話

◆おまえは自分の功を立て、彼は忠を尽くした。 ◆


おはようございます。本日は、歴史に学ぶ人間学として人生が開ける戦国武将の言葉の中から加藤清正の言った含蓄のある言葉をお話し致します。

加藤清正がある城を攻めた後、部下の論功行賞を行った。庄林(しょうばやし)を一位、森本を二位と決めた。 

森本が怒った。「自分は首を二つとりました。庄林は一つもとっておりません。なぜ、私が二位なのですか?」

清正は答えた。「確かに庄林は首を一つもとっていない。しかし、首を二つとったおまえは自分の手柄を焦って主人の俺を置き去りにした。
庄林は首はとらなかったが、終始一貫して俺の脇にいて、敵を防いだ。
おまえは自分の手柄をたてることに熱中し、庄林は俺の身を守ることに力を尽くした。俺の存在という物差しを当てると、やはり忠を尽くした庄林の方がおまえより優れている。わかったか?」  森本は言葉を失って赤面したという。


ビジネスの現場で活きる、戦う者の知恵  上司として、部下としての心得、組織を束ねていく者の才覚などが、この短い言葉のやりとりの中に凝縮されていましたね。
自分というものを、それぞれの立場に当てはめてみて、気付きと置き換えをしてみて下さい。    本日は、 戦国武将の加藤清正のお話しでした。




Posted by 内田建設 at 21:56│Comments(0)
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