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2017年11月14日
人間関係を円滑にする
テーマ 人間関係を円滑にする知恵
◆ 四 面 楚 歌 ◆
みなさん、おはようございます。 さて、昨日は呉越同舟という故事諺についてお話しましたが、本日はみなさんも知ってのとおり困ったときに使う四面楚歌という故事諺についてお話してみましょう。
周囲から非難をあびたり、周囲がすべて敵ばかりである状態をいうが、これにはこんな故事があります。
前三世紀のことですが、楚の項羽と漢の劉邦が天下を争った。よく物語で出てくる項羽と劉邦のお話ですね。
はじめのうちは、項羽が優勢であったが、やがて劉邦のほうにツキがまわってきました。 項羽は垓下というところに立て籠っていたが、周囲はギッシリと敵にかこまれてしまっておりました。
夜になると、その周囲を取り囲んだ軍勢の野営地から、項羽の国である楚の歌が聞こえてくるのです。
これは、劉邦側の作戦なのですが漢の兵士に、楚の国の歌を教え項羽の部下が劉邦の軍門に下り敵にまわったと思わせたのです。
これにより、項羽は周り(四面)はすべて敵と思い込み、敗北を悟り数十万の敵の中たった二十八騎で、脱出して戦ったあげく討死したのでありました。
そして、この周り(四面)が全て敵の状態、八方ふさがりの状況のことを、四面楚歌と呼ぶようになりました。
それから、虞美人草という花がございますが、これは項羽の妻でありました「虞姫」という美しい女性が、項羽が軍門に下る前に、軍門に下り辱めを受けるくらいなら と言い自殺をはかりました。やがて、戦いが終わった後、そこに一輪の花が咲きました。それが、あまりに美しかったので、『虞美人草』という名前がつきました。これも、余談ではありますが、故事諺のひとつです。
◆ 四 面 楚 歌 ◆
みなさん、おはようございます。 さて、昨日は呉越同舟という故事諺についてお話しましたが、本日はみなさんも知ってのとおり困ったときに使う四面楚歌という故事諺についてお話してみましょう。
周囲から非難をあびたり、周囲がすべて敵ばかりである状態をいうが、これにはこんな故事があります。
前三世紀のことですが、楚の項羽と漢の劉邦が天下を争った。よく物語で出てくる項羽と劉邦のお話ですね。
はじめのうちは、項羽が優勢であったが、やがて劉邦のほうにツキがまわってきました。 項羽は垓下というところに立て籠っていたが、周囲はギッシリと敵にかこまれてしまっておりました。
夜になると、その周囲を取り囲んだ軍勢の野営地から、項羽の国である楚の歌が聞こえてくるのです。
これは、劉邦側の作戦なのですが漢の兵士に、楚の国の歌を教え項羽の部下が劉邦の軍門に下り敵にまわったと思わせたのです。
これにより、項羽は周り(四面)はすべて敵と思い込み、敗北を悟り数十万の敵の中たった二十八騎で、脱出して戦ったあげく討死したのでありました。
そして、この周り(四面)が全て敵の状態、八方ふさがりの状況のことを、四面楚歌と呼ぶようになりました。
それから、虞美人草という花がございますが、これは項羽の妻でありました「虞姫」という美しい女性が、項羽が軍門に下る前に、軍門に下り辱めを受けるくらいなら と言い自殺をはかりました。やがて、戦いが終わった後、そこに一輪の花が咲きました。それが、あまりに美しかったので、『虞美人草』という名前がつきました。これも、余談ではありますが、故事諺のひとつです。
Posted by 内田建設 at 08:57│Comments(0)