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2018年01月27日

葉隠に学ぶ

㈱内田建設 朝礼  平成30年1月26日(金)


◆   葉隠に学ぶ  ◆

 
 今日は武士道とは死ぬことと見つけたりで有名な山本常朝という佐賀藩士の書いた葉隠の中からひとつだけ選んでお話ししたいと思います。

 この武士道とは死ぬこととみつけたりの本当の意味は、命を大切ににしろ、死に急ぐのではなく、死ぬ気で頑張れ、一生懸命やれば道は開けるというという意味というのが正しい解釈なのだということを五千円札で有名な新渡戸稲造が武士道という本の中で解説されております。

 葉隠の中には、これと似た言葉で 勝というは、味方に勝事なり。味方に勝というは、我に勝事なり。我に勝というは、気をもって、体に勝事なり と言っております。

意味を申し上げますと、勝つということは、ほかでもなく味方に勝つことである、味方に勝つということは自分に勝つことであり、自分に勝つとは精神が肉体に勝つことだと言っております。

これは、まず自分と闘い自分をコントロールできなければならないという教えなのだそうです。

 少し前の朝礼で、お話しいたしました徒然草にある『 高名の木登り』というお話しでも……。高い木の上にいる時は、落ちてしまえば大怪我をするということは、誰もが自覚しているので、お~い 気をつけろ!と言われなくても 誰でも気をつけているため案外、大丈夫であり事故もないのだが、木から降りてきたあと1メートル、あともう少しという時に、気を抜いてしまい足を踏み外し怪我をしたりすることが多いので、そういう時こそ気をつけなさい。という お話しでしたね。
本日の話もこれと 同様、覚えておくと、過ちの少ない人生になるのではと思います。



Posted by 内田建設 at 09:58│Comments(0)
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