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2018年10月15日

◆ 瓢箪から駒が出る ◆

㈱内田建設 朝礼 平成30年10月15日(月)

テーマ     機知に富んだひと言

◆    瓢箪から駒が出る。   ◆

おはようございます。 本日は、何年か前に皆さんに 一度 朝礼でしたお話ですが、「瓢箪から駒」というお話を致します。

この言葉については、みなさんもご存じのとおり意外な所から意外な物が出ることの たとえとして冗談半分の事が事実になってしまった時などに言っていると思うのでありますが、戦国大名の伊達政宗の話があまりにも有名なのでお話ししてみたいと思います。

大阪夏の陣の時、長きにわたっての陣になってしまったので大名たちは退屈していました。その頃、香合わせという遊びが流行っておりまして香を焚いてその匂いを嗅ぎ、「これは何とかいう香木だ」と当てっこをするというようなものでした。そして当てた人には褒美として高価な品物が出るというものでした。
これは参加者が、お互いに褒美になるものを持ちよるというものでしたが、ある時、伊達政宗は の香合わせに参加して褒美に瓢箪を出すという行動に出ました。
これには、皆、揃って伊達政宗のことを軽蔑するのでした。
ところが瓢箪を引き当てた武士に、政宗が言ったのです。「あの木に繋いである白馬を差し上げます。」その、様子を見ながら政宗は笑ってこう言ったのです。
「よく言うではありませんか。瓢箪から駒が出ると」諸大名たちは、政宗が田舎大名だと言って馬鹿にしていたのだが、意外にも教養のあるユーモアに、自分たちが恥をかかされたという気持ちになりました。

このように、ビジネスの現場で活きる、戦う者の知恵を上司として、部下指導の心得、組織を束ねる者の才覚を戦国武将の言葉から学んでいくのも私の仕事として続けていくつもりですが、みなさんも含蓄ある言葉をよく理解いただきまして、職場の中、あるいは家庭に帰ったとき、地域の中で使っていただき豊かな社会生活を育んでいただきたいと思います。



Posted by 内田建設 at 10:18│Comments(0)
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