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2019年08月30日

◆ 漫画島耕作に学ぶ ◆

㈱内田建設 朝礼 令和 元年8月30日(金)

テーマ    人間関係、調整能力

◆ 水に流す力が大切  ◆

 何年か前に、島耕作という漫画の主人公の話をしたことがありますが、このお話をみなさんは覚えておられますか?

この島耕作というのは、漫画家である弘兼憲史さんが1970年といいますから昭和45年に早稲田大学法学部を卒業し松下電器産業(現パナソニック)に入社した時、自分の人生とだぶらせて、主人公の島耕作を1970年、早稲田大学法学部卒業、初芝電器産業株式会社に入社したとして、弘兼さん本人は、1973年に松下電器を退社してしまうのですが、退社した後1974年漫画家としてデビューいたします。

そしてその後、自分とだぶらせ島耕作を描いていくというお話しなのです。その島耕作が初芝の中で課長に昇進し、「課長、島耕作」の連載をスタートさせ、その後「部長島耕作」「取締役島耕作」「社長、島耕作」やがては、平社員から会長まで登りつめていくサラリーマンにとっては、とても 面白い漫画なのです。

 そんな島耕作ですが、2002年に上海初芝電器産業のトップとして働くことになった時、彼のもとで働く中国女性の優秀な部下・楊は、あるマフィアの男を恨んでいました。彼女の父が、その男に騙され 全財産を奪われ、廃人のようになってしまっていたから、彼女はずっと忘れることができず怨んでおりました。

その男が失脚した後も、いまだに根に持っている楊に対し、耕作はこのように諭しました。

『 人を憎んだり恨んだりすることは、マイナスのエネルギーだ そんなことで消耗するのは、やめよう ネガティブな感情は、相手にはもちろん、自分にとってもプラスになることは何もない。』と言ったのです。

耕作はどんなひどい仕打ちを受けても「水に流す力」を持っていました。
かつて 先輩の今野から さまざまなイジメを受けても ぐっとこらえ、最後は 今野を味方につけてしまうような、ネガティブをポジティブに変換するような力でした。

仕返しは、次の仕返ししか生まないのです。自分の感情や行動が、そのまま跳ね返ってくるのがビジネスというものです。と この本の中に書かれていましたが、これを読んで対立の思想からは不信感しか生まれないことがよくわかります。交渉の目的は、相手を言い負かすだけではなく、相手を味方にすることが大切なのだということがよくわかります。

何気なく漫画に描かれている言葉ですが、どんな状況下でも上手につきあっていかなければならない人間関係・交渉術などが上手く描かれている本なので、意外なところからの学びをもらうことができます。

 このお話しを、現在 ニュース等で話題になっております韓国の文在寅大統領に聞いていただきたいと思いますね。
最近の韓国大統領の報道を見ていると 文在寅大統領という人は 被害者意識がとても強く、こちらが、物言えば反論してくるし、静観すれば無視だと騒ぎたてどうしても日本が悪い、すべて日本のせいという結論で非難してくるのです。

 何時も言っているように、相手とお話しする場合は 常にものごとを善意で捉えていきましょう。善意で捉えれば人間関係はどんどん良くなります。
 反対に、悪意で取ってしまうと 現在の 韓国のようにマイナスのエネルギーばかり発してしまい良いことは、ひとつも生まれずプラスに転換することがなくなってしまいます。
国と国の間では、特に隣国の場合は 常に国益というものばかりを考えているので難しい話に発展していってしまいますが、個人の場合は『水に流す力』を持つこと、また相手の立場を考えて 常に善意に捉えることよって相手を味方につけることができるのです。

 このように、時と場合によっては嫌なこともすべて 水に流し、人間関係調整能力を身につけていき『運』も『人』も味方につけていき、あの人は達人だとよばれるようになっていきましょう。



Posted by 内田建設 at 07:44│Comments(0)
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