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2020年01月14日

◆ 悩むのではなく、考える ◆ 

㈱内田建設 朝礼 令和 2年1月14日(火)

     テーマ    悩みを活かす

          
◆ 『悩む』と『考える』の違い  ◆

おはようございます。職場の教養の冊子に書かれております お話を朝礼の中で時々することがございますが、確か昨年の3月号の中で書かれておりました中に、『 悩みを活かす 』というタイトルのお話しがございました。

内容は確か、こういったものでした。 誰もが、よりよい人生を送りたいと願うものですが、その道のりは平坦ではなく、山あり谷ありで突然の幸運に胸躍らせることもあれば、思いがけないアクシデントに見舞われることもあるのです。
悪いことが 重なったり 何をやっても うまくいかないような経験を誰しも持っているのだと思いますが、よりよい人生を切り拓いていくには、そうした悩みや経験を放置せず、次に活かしていくことが肝心なことなのです。

とまあ このような感じで書かれておりましたが、ここで私は悩んだ経験の中から次に活かすということが、とても大切だというのは、なんとなく 分かりましたけれど 言葉の中には 『似て非なるもの』という故事諺 がございまして、一見似ているが、見かけや言葉の響きだけであり 本質的には異なるものであり、この悩むという言葉と考えるという言葉がまさにこれを言い当てているように思われましたので、少しお話をしてみたいと思います。

 よく仕事においてもプライベートにおいても悩んでいる人のお話を聞いていると「 何度も考えているんだけれども、よく分からなくて…はああっ(ため息)」というシーンに遭遇しますが、これこそが、考えているのではなく悩んでいる典型的なもので、悩むという正しい解釈は 結論が出なくて苦しんでいる様子を表しております。
では、考えるというのは、物事について論理的に筋道を追って答えを出そうとしている様子を表しているのです。
ですから、そのように考えていきますと考えるという言葉は答えを出そうとする決意と行動の表れなのです。勿論、一旦立ち止まって過去の経験を思い出したり、過去に自分を心配してくれた人のことを思い出したりして感謝することを忘れてはなりませんが、いつまでも悩んでいて決断できないのは、時泥棒となってしまいます。
決断という言葉も、以前に申し上げましたようにどちらか一方を選択するというものですから、決断をするということは、片方を取ったら、もう一方は、捨てるというものなのです。
両方ともほしいと思い そこに固執して進めないのは、欲が深く我儘な状態を言い表し、悩んでいる状態そのものなのです。
迷った時、悩んだ時は、本日申し上げましたように覚悟と本気をもって決断してまいりましょう。最後に一言、覚悟に勝る決断なし、感謝に勝る能力なしと言う言葉が私の持論でございます。



Posted by 内田建設 at 08:01│Comments(0)
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