› 内田建設のBlog › ◆ 間違いの語源 ◆

2020年05月14日

◆ 間違いの語源 ◆

㈱内田建設 朝礼  令和 2年5月14日(木)

     テーマ    間について学ぶ

◆ 間の取り方で良好な関係を気付く  ◆

おはようございます。過去に朝礼でお話したことがあります間違いの語源に関するお話や、人間関係の正確な距離についてのお話で本日は、その間が違う いわゆる間というものについてお話いたしたいと思います。
先ずは、間違いという語源からですが、日本最古の書物とされております『古事記』の中に男神にあたる伊邪那岐と、女神にあたる伊邪那美という神様が出てまいります。そしてこの二名の神様が国生みを命じられ聖なる柱の回りを 順番に回り国作りをしようとするのですが、中々うまくいきません。そこで、伊邪那美の神は国作りを命じた最初の神である 天之御中主神に聞きました。
伊邪那美と伊邪那岐が柱のまわりを回り国造りをする中で、こんなに一生懸命にやっているのになぜ出来ないのですか?私たちは、何処か間違えたのですか? と聞いたのです。 これに対し天之御中主神は、間違いという言葉について説明されたのでした。
自然界にも決まりというか法則があり、雨は上から下に向かって降ります。そして、火は下から上に向かって燃え上がってまいります。
これと同じことが、この国造りをする時も同じことが言えるのですよ。 男神の伊邪那岐が、柱の回りをまわる。そして、次に女神の伊邪那美が、正確な間(距離)をとって回るこれを順番通りに行えば間違いは生まれないのだよ。本来ですと女性は、おしとやかに男性の後をついていくものなのです。 その女性が、順番も守らずに男性よりも前に出て、しかも正確な間(距離)も取らずに、これここそが『 間が違う』ということなのだよと説いたと言われております。
これこそが『間違い』の語源だといわれております。

 人間関係も同じであり、A君はB君に対して距離を取りすぎていて、出会ってからいつまで経っても冗談も言えないのは、正確な距離とは言えませんね。 しかし、C君のように会ったその日からB君の心の中に遠慮なく 土足で入ってきてしまうというという行為で あまりにも、近すぎる距離も困ります。
これも正しくて正確な間合いが取れないことからおこる『 間違え 』なのです。
 いかがでしたか?………。本日のお話は、人間関係も物事も正しく順番通りに、正しく正確な間をもって進んでゆけば、間が違わないよう、『 間違い 』というのは なくなるものです。是非、今後のご参考にしていただきたくおもい お話をいたしました。



Posted by 内田建設 at 08:27│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
◆ 間違いの語源 ◆
    コメント(0)