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2022年07月18日

◆ おかげさま に学ぶ ◆

㈱内田建設 朝礼 令和4年7月18日(月)

      テーマ  感謝の気持ちを表す言葉

◆『 おかげさま 』に学ぶ  ◆

 おはようございます。 本日は、感謝の気持ちを表す言葉、挨拶となっている『おかげさま』について少しお話をしてみたいと思います。このお話は九州にある南蔵院の住職からお聞きした仏教の寓話となりますが、口が鼻に文句を言ったと申しまして「おれは、1日3回のごはんを食べて、体を養っているのに顔の一番下にいるのはおかしい!」と鼻に向かって言ったそうです。すると、鼻が口に向かって「1日3回ぐらいで偉そうなことを言うな! 俺は24時間休まずにずっと息をしているのだぞ!だから俺のほうがお前より上だ!」と言い争いになっておりました。 そして、口と鼻は 俺たちの上に 何もしていない目がいることに気が付き 二人して目に文句を言う事に決め文句を言ったのですが、……目は、「口が偉そうなことを言うな、食べてよいものと悪いものを見分けてあげているのは俺だぞ!」「鼻が偉そうなこと言うな、俺が高いところで見張ってやっているから、お前たちが車にもはねられないで、生きているんじゃあないか 」
「 口がそんなに上に行きたかったら、頭のてっぺんに行け、そうなると味噌汁はどうやって飲むんだ?」と3人で話し合っていると、さらに上に眉毛がいるということに気が付いた。「眉毛は何もしないで朝から晩まで寝たままだ、あんなしょーもない奴はおらん」と3人で文句を言うと、眉毛は「私は皆様方の働きに心から感謝します。」と言ったのだそうです。
さて、何が言いたいのかと申し上げますと口だけでは生きていけない、鼻だけでも、目だけでも 顔として生きていけない 眉毛は眉毛としてみなさんが仲良くするためのバランスをとっているという大切な役割があるのです。
これを、私達の社会に置き換えてみると、お年寄りだけでも生きていけない、若い人だけでも生きていけない、男だけでも女だけでもだめ、それぞれの人が、それぞれの役割の中で日の当たる華やか場面だけでなく、かげになって支えてくれているから、その『かげ』を丁寧に敬うように、『お』というものと『さま』というものをつけて『おかげさま』というような言葉があるのだそうです。
私達の職場でも それぞれの立場の人がおります。みなさんそれぞれが、それぞれの立場に立って『おかげさまで』という気持ちになって仕事をすれば、現在よりも 『より安全な』『より快適な』職場として素晴らしい環境が出来ていくのではないでしょうか? また、未来に向かって我社が そのようになっていくことを望んでおります。



Posted by 内田建設 at 11:23│Comments(0)
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