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2023年11月15日

◆ 創立100周年を祝して ◆

~ 創立100周年を祝して ~

皆さんこんにちは、静岡県立袋井商業高等学校が創立100周年を迎えるにあたり実行委員長として 同窓生を代表し 心からお祝いを申し上げます。
また、このように多くの方々のご出席を 賜りましたことに 心よりお礼を申し上げます。
私は、令和元年より同窓会長を務めております昭和51年の3月に卒業を致しました内田鉱二と申します。どうぞよろしくお願い致します。

私は在校時には野球部に在籍し、卒業後は 社会人野球の名古屋鉄道管理局、現在のJR東海に入社をし、野球に明け暮れる毎日を過ごしておりました。
その後 建設業に転職し 現在は 母校の東側に隣接する 株式会社内田建設の代表として、また、自分では 母校の守り神 という強い気持ちを持って 本校とお付き合いをさせていただいております。

袋井商業高等学校が、今日のこの日を迎えるにあたりまして 歴代の校長先生をはじめ その間に ご指導をいただきました 多くの先生方には 深く感謝を申し上げます。
   
また、本日は 県教育長を はじめと いたします 近隣の各 学校長の先生方、袋井市を代表し ご列席をいただいております 袋井市長の 大場規之様、そして近隣の自治会長様など それぞれの お立場で ご参加をいただいておりますことに対し 感謝を申し上げます。

本校の歴史について 沿革を申しあげますと 本校は、大正12年4月に袋井市高尾の地に静岡県 商業学校 として開校し 昭和4年に静岡県立 袋井商業学校、 昭和19年には、戦時 非常措置令により袋井工業学校に転換されるという 大変な時代を乗り越えてまいりました。

そして、昭和34年に普通科募集が停止となり 現在の校名である 静岡県立袋井商業高等学校となりました。  

その後、暫くしまして 昭和38年には、袋井市高尾 から現在の袋井市久能の地に 全面移転され 大正、昭和、平成、令和と時代の流れを経て、令和5年の本日 この日を迎えることが出来ました。

本校は、開校以来、常に産業、経済の担い手となる人材の育成をはかり、これまでに2万4千名を超える 卒業生を輩出するなど 袋井はもとより 日本経済の一翼を担いながら 企業の繁栄や、地域社会の発展に寄与してまいりました。

 しかしながら、近年わが国を取り巻く環境について目を向けてみますと 少子高齢化・人口減少、国内需要の減少、加えて コロナウィルス感染症、そして、ウクライナ戦禍など と景気が低迷するような暗いニュースばかりです。

そのような 困難な時代に創立100周年を迎えた本校ですが、困難な時だからこそ 本校の強さと結束を 試す絶好の機会でも あるのだと 前向きに考えていかなければなりません。

そして、21世紀の新たな課題に向かう ための 知識とスキルを身につけられるように 新たな目標を掲げ 前に進めて行こうと思うのです。
幸い本校では、創立80周年という 20年程前から、袋商ショップという商業高校の中で 地域社会と学校とが、互恵協力体制の中で 一つ となり、実践的な試みを行ってまいりました。 

それから20年、さらに 少子高齢化が進み希望を失いがちですが、80周年で袋商ショップを始めるにあたり 種を蒔いたように、創立100周年というこの日を境に未来に向けて 新たな種蒔きを行って いただきたいと願っております。

 そして、母校を卒業し社会人となっていく 生徒さんに申し上げたいと思っております事ですが どんな人にも 一年という 季節を通してみますと 春になり、夏が来て、秋になり 、やがて厳しく寒い冬がやって来るのです。そのあと暫く経つと やがて、また暖かな春を迎えることが できるのです。

この自然の摂理のとおり 春という季節は、誰にでもやって来るものです。
誰にでも来るものですが、実は 種を蒔いておかなければ 芽は出ません。在学中に、この事をしっかりと 学んでおくということが 商業高校として最も大切な意味のある事なのです。

そして、そのために 私は、本校100年の歴史を さらに、この先へと繋げられるよう 生徒達 一人ひとりの 心の中に 消えることのない 希望の火を灯すような 種蒔きを してあげたい と 考えてまいりました。  

本日このあと、第二部の記念公演で お話しをいただく栗山英樹 監督が 日本代表チームを まとめ上げ 侍ジャパンとしての、実力を如何なく発揮させ 世界に 知らしめていただいた 貴重なお話を賜り 生徒たちの心の中に、種を蒔いていただけたら100周年を迎えこの先に 新たなスタートがきれるのでは と心に強く願っております。

そして、その後 ここにおられます多くの皆様方の励ましや、ご意見 咤激励という成長するに 必要な水や肥料をいただきまして 十分に吸収していく事が、 袋井という地域だけにとどまらず 日本経済の一翼をこれからも 担い続けていくのだ という強い覚悟と本気を持って さらに 前に進んでいただける事を願っております。

本日、母校 袋井商業高等学校が100周年という大きな節目を迎えて、未来にこの歴史を繋いでいくにあたり、栗山英樹 様を記念公演の講師として、お招き出来ました事や 静岡県教育委員会 関係者の皆様、また 近隣の 小・中・高と それぞれの学校を代表して ご出席をいただいております 各学校の校長先生方

そして、この記念事業に際し 多大なる御尽力をいただきました 袋井商業高校の先生方 PTA、学校後援会の皆様 また、多くの卒業生、同窓会の役員の皆様のご努力と、ご協力に際しまして 深く感謝 御礼を申し上げます。

本記念事業が 本日 成功裏のうちに100周年の種蒔きを無事終え本校が更に発展・飛躍していくことを心より、祈念 申しあげ 創立100周年を祝して実行委員長の挨拶に代えさせていただきます。
           
令和5年11月10日
静岡県立袋井商業高等学校 創立100周年記念実行委員会 
             委員長  内 田 鉱 二



Posted by 内田建設 at 07:30│Comments(0)
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