内田建設のＢｌｏｇ

㈱内田建設　朝礼　平成30年11月9日（金）

　　
◆ 人間の価値がわかる一言　◆

　おはようございます。何年か前に掛川市長であった榛村純一さんとお話しをした時、私は榛村市長さんの話した一言に学ぶという 本を読んで 一番印象に残っている言葉が 『 話すのは自分であっても、聞いているのは他人 』という言葉です。と 榛村純一さんに申しあげたことがあります。
すると、榛村さんは 何処でその言葉を私がいったのか思い出せないといったので、私は人の上に立つ人の 『 人間の価値（ねうち）がわかる一言 』という 大和出版から出ている 坂川山輝夫（さかがわ・さきお）という人が 自分を磨く・部下を育てる。自分と人を磨き伸ばす「いい一言」に何を学ぶか？というかたちで紹介されておりました。と申し上げ、その本に書かれていた榛村純一さんのもっといいコミニュケーションをしたい時に使うひと言としてと補足が書いてあり『　話すのは自分であっても、聞いているのは他人　』と書かれた本を見ていただきました。
　すると、嬉しそうに笑いながら その本には他にも気に入った言葉が書かれていましたか？と言われたので、医事評論家の水野肇さんという方が話されました何のためかが、よくわからないときに『 目的と手段を明確にする 』というお話しをしたことを思いだし、その方のお話にあった…「近頃、健康については、やかましく言われておりますが、私は、健康というものは人生の目的ではないと思っています。それはあくまでも手段であり、どういうふうに生きるかが目的である。それをやるための手段には、健康でなければならない。」ということなのです。と書かれておりましたが、本来、目的と手段は切り離せないものであり、互いに拘束しあっているもので、目的あって手段であり、手段を経なければ目的は達成できません。そして、生意気にも市長さん議員さんも街を良くするのが目的であって、そのための手段が選挙なのではないでしょうか？というお話しを和やかなムードの中でお話しいたしました。

『 話すのは自分であっても、聞いてるのは他人 』というお話しと何のためかが分からないときに『目的と手段を明確にする』という二つの言葉に関しましては、十年経っても二十年経っても忘れられないというか、覚えておかなければならない価値のわかる一言なのですね。