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2019年03月02日

◆ 心に響く名言 ◆

㈱内田建設 朝礼 平成31年3月2日(土)

    テーマ   心に響く名言に触れよう

◆ 過去には感謝を 現在には信頼を 未来には希望を ◆


 おはようございます。昨日、袋井商業高校の卒業式に学校評議員という立場で出席させていただきました。そこで、小泉校長先生の挨拶の中に『過去には感謝を、現在には信頼を、未来には希望を』という名言がございました。
校長先生のお話しでは、たしか JTBの田川博巳社長の座右の銘であり、「 悩んだら過去と現在を見据え、そして未来を見つめ、順風の時は現在を見る 」と「 時間軸 」を持つとよいというお話しでございました。

 私は、この話を聞いておりまして、小泉校長先生は心に響く名言をさらっと述べることの出来る中々の達人なのだと思いました。それと同時に実は この話に共通する別の方のお話を、私も思い出しました。

そのお話しというのは、松下政経塾の塾長であった松下電器(現在のパナソニック)の創業者、松下幸之助さんが、入社希望の学生たちを相手に自ら面接していたというエピソードで、面接にきた学生たちに向かってこう質問したと言います。『 あなたは、今までの人生を振り返ってみて、ツイていましたか、ツイていませんでしたか。ラッキーでしたか、アンラッキーでしたか 』
そして、『 自分の人生は苦労が多かった 』『 不運だった 』と答えた人は、一切採用しなかったというお話です。

その時、松下幸之助さんは『 ラッキーの塊でした 』『 ずっと恵まれていました 』『 ツキまくっていました 』と答えた運のいい人ばかりを採用したというのです。

一見、ラッキーだけで生きてきた人は、実力がないように見え 苦労を経験してきた人のほうが社会に出て役立つと思われて採用しがち なのでしょうけれども松下幸之助さんの真意は、『ツイていた』と言える人はイコール『感謝をしてきた人』なのだそうで、恵まれた自分があるのは、自分だけの力ではなく、周りの人の支援や運など いろいろなもので成り立ってきていて、そこが分かっているから『 感謝 』の気持ちが根底にあり『 私の人生はツイていた 』という言葉が素直に出るのです。

ただ、自己中心的に『 ツイている ツイていた 』という安易な 言葉だけに捉われず、言葉をしっかりと注視してみると、過去には感謝を、現在には信頼を、未来には希望をこの言葉のとおり、 過去には感謝をしながら思い返し、現在共にいる仲間には、信頼で絆を築き、未来へは、希望をもって自分自身を前へ突き動かすことを努めて 今日という日、今という時間を、また、今という瞬間を、〃息する間〃として〃命の間〃として未来に繋げていくのです。
そして未来が変われば、過去の事実は変えることが出来なくとも過去の意味は変えられるものなのです。



Posted by 内田建設 at 20:11│Comments(0)
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