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2019年03月26日

◆ 松下幸之助翁に学ぶ ◆

㈱内田建設 朝礼 平成31年3月26日(火)

テーマ  松下幸之助翁の見方、考え方

◆ 肝心なのはきみだよ  ◆

 おはようございます。本日も松下幸之助さんの、ものの見方、考え方についてのお話しですが、本日の タイトルに掲げたように 松下幸之助さんの言葉で『 肝心なのはきみだよ 』というお話しをいたします。

 あるとき、あまり仕事のうまくいっていなかった幹部が、「もう少し優秀な部下がいたらと思います」と愚痴をもらしたそうです。

それを耳にした幸之助さんは、とたんに姿勢を正し「きみ、その考え方は間違っている」と言ったそうです。「きみは大学も出てしっかりした男や。仕事も熱心にやってくれるし、一つ言えば十も悟る。非常に、私はあてにしている。しかし、きみみたいな人間ばかりやったら、私は夜ゆっくり寝られんわ」どういうことかと いかぶる幹部に幸之助さんは、経営のこころがけを説き聞かせたと言います。

「 きみは優秀だよ。優秀だから、私が寝ている間にきみは勝手に違う所に会社をもっていくかもわからん。目を覚まして会社がどこか違うところへいっていたら大変やないか。
そう考えたら、夜も心配で眠られへんで、きみは今、優秀な人間がいたらと 言うたけれども、事業は優秀な人間ばかりだけでできるものやないのや。優秀な人間を集めたからと言って、優秀な会社になるとは限らん。

誰しもが少しでもいい仕事をして、会社に喜んでもらい、自分も喜びたい、世間の役にも立ちたいと思って会社に来ているはずや。

大事なのはその人たちが 示された方針を、きちんと守ってやってくれるかどうか であって優秀かどうかではない。肝心なのは、その人達に対して、はっきりと方針と会社の目標を示して、やり方を明示することなんや。
肝心なのは君だよ」といって幹部の人に対して松下幸之助さんは、何でもかんでも 目下のものに押しつけては いけないと話されたそうです。 かといって それぞれの人が働く部所で果たすべき使命感を持たないで働くことがないよう説得し、ものの見方、考え方を説いていったようです。



Posted by 内田建設 at 07:38│Comments(0)
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