› 内田建設のBlog › ◆ 原点・大局を観る ◆

2019年12月17日

◆ 原点・大局を観る ◆

㈱内田建設 朝礼 令和 元年12月17日(火)

      テーマ  『 綜学 』入門

◆  部分観から全体観へ  ◆


 おはようございます。先月、松下政経塾1期生の林英臣先生より一冊の本をいただきました。本のタイトルは『綜学』入門というものでした。
読んでみますと、現代文明の行き詰まりを解決したいために 林先生が長い間歴史を勉強してきた時間軸の中から、また歴史上の人物の中で最も多くの志士たちに影響を与えた 松下村塾の吉田松陰に基づいた教育を、現代に置き換えて日本の進むべき道の道標として この令和という時代における坂本龍馬や西郷隆盛を見つけ現代の行き詰まりの解決とともに、意識レベルの高い『高徳国家』を建設していきたいというものです。

 そのような中で、現代の志士を育成するにあたり、ぶれることない志を大成させるために大木にたとえ、原点、大局、本気、徹底の順番としまして、大木の根の部分を原点とし、一つ目は 原点確立の事です。 これは人生の種であり、あらゆる成長の元となるのが原点だと説明しております。さらに分かりやすく言いますと、何のために、誰のために生きるのかの素志をしっかりと確立せよと説明し、重要な決断や、判断も最後はこの原点から導かれるのだと説明しております。

 次に二つ目として、大局観察の事です。 これが、人生においての 根でありどこまでが、我が事と思うのかという 器量の広がりについてという事で説明されております。あらゆる対立、争いというのは部分観が元となっているために、常に全体から観て正しいかどうかを考えようというものです。

 さらに 三つ目として、本気集中の事だと言っております。人生としての幹の部分を天に向かって真っすぐ立てよといっており、どれほど知識や能力が高くとも、本気の人には敵わないのです。最高の熱意を燃やし、それを志としたうえで一つの幹に集中させていくのです。
そして、最後四つ目として、徹底継続の事となってまいります。一度はじめたら、枝葉が繁るまで徹底し、諦めることなく結果が出るまで続けよ といっております。知恵を使い工夫を怠らず、成功するまで続けるということなのです。
そして、大きな成功の要諦は、小さな事を成功するまで積み重ねていくところにあるのだとも説明しております。

如何でしょうか? 今まで、お話しをしました『 原点・大局・本気・徹底 』をもとに人生を「種」「根」「幹」「枝葉」に置き換えまして、部分観から全体観へと綜合に学び徳の高い国いわゆる『 高徳国家 』の建設の指針となるものが、本日のタイトルにあげました『 綜学 』入門の全体像としての説明となります。

 みなさんも、自分の人生や 行動に重ね合わせてみて それぞれの『 原点、大局、本気、徹底 』を考えて実行してまいりましょう。困った時、迷った時は、原点に立ちかえってみるとよいと思います。

それから これは、林先生から直接 聞いたお話しですが、原点に戻るには、
そもそもという言葉に続く 言葉を考えるとよいのでしょうと言っておりました。『 そもそも、誰のために、そもそも、何のために 』………。
というように考えると原点に戻れるのだそうです。



Posted by 内田建設 at 08:53│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
◆ 原点・大局を観る ◆
    コメント(0)