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2019年12月19日

◆ バランスが大事 ◆

㈱内田建設 朝礼 令和 元年12月19日(木)

    テーマ    止まることも成長の一つ

◆  目をなくしたカバ  ◆

 おはようございます。本日も『 座右の寓話 』という、本の中にございます
『 目をなくしたカバ 』というお話をしてみたいと思います。

 一頭のカバが川を渡っている時に自分の片方の目をなくしてしまいました。カバは必死になって目を探しました。
前を見たり、後ろを見たり、右を見たり、左を見たり、体の下を見たりしましたが、目は見つかりません。
川岸にいる鳥や動物たちは「 少し休んだ方がいいよ 」と助言をしましたが、ここで永遠に目を失ってしまうのではないのかと恐れたカバは、疲れ果ててしまい、その場に座り込んでしまったのでした。そして、カバが動き回ることをやめていると、川は静寂を取り戻してまいりました。
すると、カバが動き回って かきまわして濁らせていた水は、泥が沈み底まで透き通って見えるようになってきたのです。そうなると、カバは なくしてしまったという自分の目をみつけられることになったというお話しでした。

このお話しは、有名な寓話なので知っている方も多い事でしょうが、ここで作者は、何を学んでいただきたいのかと申しあげますと、止まることも成長の一つでありこの中に出てくる「水と泥」のように心を沈めることで見えてくるものがあるのです。
 一度、止まってみて冷静に自分のことを見つめ直すことで、より早く成長することも出来るのです。それと、ずっと走り続けているだけでは息切れもしてしまい冷静な判断が出来なくなってしまうということを、気付かせてくれております。「目をなくしたカバ」から立ち止まることの重要性を学んでおります。

などと申しあげましたが、本当は大半の人が「止まって」ばかりで走り続けていくことも出来ていないのが現状のようですので、走り続ける重要性と立ち止まる事の必要性の両方を学んでいただくことが、最も大事なことなのです。
以前より、車に喩えお話ししているように、どのような車がよく走るよい車なのかというお話と同じでありまして、アクセル全開で走り続けておりますとぶつかって しまいます。そして、ブレーキだけを踏んでいると前に進みません。
したがいまして、ほどよくアクセルと、ブレーキを踏みながら進む車がよく走る車ということになりますね。走り続けるには、走ることと、止まることの両方の必要性を理解していただき、また実行してまいりましょう。



Posted by 内田建設 at 08:37│Comments(0)
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