› 内田建設のBlog › ◆ 自分を見失うな ◆

2020年06月12日

◆ 自分を見失うな ◆

㈱内田建設 朝礼  令和 2年6月12日(金)

    テーマ  名将、野村克也の人間学に学ぶ

◆  怒りに任せて自分を見失ったら負け  ◆

 名将、野村克也さんのためになる お言葉を読んでいくうちに よし!あれもこれも取り入れてみようという気持ちには、なってくるのだが実践してみようと思うと、今度は とても大変なことだというのがよくわかります。
 そのような中で、本日は人間と人間が争うと、そこには 感情や性格といった心理的な要素がどうしても働くことになるので、それについてのお話をしてみようと思います。
 タイトルに書いたように、怒りに任せて自分を見失ったら、平常心を失い自分の持っている力の半分も発揮できないようになり、今まで培ってきた自分のキャリア、仲間からの信頼等、積み上げてきたそれらを、一瞬にして台無しにしてしまうのです。 以前の朝礼でも申し上げたように築城三年、または築城十年、落城一日どんなに早くても築城するのには三年以上はかかるが、落城するときはたった一日である。
人の信用というのも、長くかかって築きあげたものが、一瞬にして失われてしまうということを謳った言葉なのです。
 野村監督はそれを野球に譬えていて、野球の場合、判定に興奮して審判に暴言を吐いたり、デッドボールで乱闘騒ぎを起こしたりして退場になる選手がいるが、そういった選手は自分の置かれた立場が分かっていない選手なのだ。と言っており、もし主力選手が退場となってしまったら、そのチームは大きな戦力ダウンになってしまうと言っております。それが、試合の前半で起こったとすれば、勝敗に直結することにもなりかねないことだと強く言っており、野村さん自身は現役時代も監督時代もめったに怒ったり、怒鳴ったりしなかったと言っております。
なぜならば、野村さん自身の経験から言うと「勝負は感情的になったほうが負ける」ということを長い経験の中で学んでいたからだと、お話されております。
 怒りで自分を見失うのは鈍感な証拠であり、怒りに感情を左右されないためには「敏感さ」を身につけ、目の前におかれた仕事をできるだけ、丁寧にこなしていくということを心がけるしかないのだと言っております。
 野球も仕事も同じで怒りに任せて、自分を見失ったら負けだということなのです。まさに、現場で培ってきた野村さんの活きた言葉以外何ものでもありません。



Posted by 内田建設 at 07:21│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
◆ 自分を見失うな ◆
    コメント(0)