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2020年07月02日

◆ 井の中だけで終わらないよう ◆

㈱内田建設 朝礼 令和2年 7月 2日(木)

      テーマ   故事成語について学ぶ

◆  井の中の蛙大海を知らず  ◆


 おはようございます。中国の思想家・荘子の書いた「秋水」の中に
「井蛙不可以語」井の中の蛙大海を知らず を ご紹介いたします。
 そもそも故事成語とは、ある故事がもとになった言葉で昔の出来事のことでその故事成語一つ一つに由来となった 歴史や物語がありますが、本日は皆さんもよくご存じの『 井の中の蛙大海を知らず 』というものです。

 自分の目で見たり耳で聞いたりするなどして得た体験や知識が圧倒的に少なく、それでいて 自分の乏しい見聞にこだわってしまう という意味で使われることが多いようです。 見聞が 乏しいにも関わらず、自分は 何でも知っているように勘違いをしたり、得意になっている人の事も、世間知らずとして 用いられることもあります。
 これは、荘子の書いた「秋水」の中のお話が由来となっており、井戸の中の蛙に海の話が通じないのは蛙が井戸という狭い世界にとらわれているからという内容から物の見方や考え方の狭い人を指して使うようになった言葉なのです。

 しかし、故事成語を色々と調べてまいりますと「 井の中の蛙大海を知らず、されど空の青さを知る 」という諺に出くわしてしまうことがありました。
 これは、「 狭い世界で生きているからこそ、見えるものがある 」といって、狭い知識にとらわれず、多くのことを知るべきだ。ということと狭くても深く掘り下げ深意を掴めという意味で、中国から「 井の中の蛙大海を知らず 」が日本に伝わった後に、空の青さを知る、とか天の高さを知るというのが付け足されたようであるが、伝えられた故事、諺はそれぞれに意味深いものがあるので自分のこれからの人生に役立たせてほしいと思い、今後も ケースバイケースで、その場面、局面に応じたお話をしていきたいと思いますが、今日のように日進月歩の中で立派な会社組織を創り上げていくには、優秀な人材を確保してから会社を発展させていくのか?会社が出来てから人材登用するのか、いわゆる故事成語ではございませんが、『 卵が先か?鶏が先か?』 いつも迷っているところではございますが、よく専務とお話して究極を考えるならば『卵が産める鶏を飼う事であり、自分がその鶏となる 』ということなのです。人をさがすのも、組織を創り上げることも、そのことに 真剣に命をかけるぐらいの気構えで臨まなければ、成就しないということでした。
 昨日から、新入社員の確保のため、各学校の訪問が始まりましたが、将来卵の産める鶏の人材確保を願っております。また、ここにいる社員の皆様は、会社と自分自身の将来ため、さらなるスキルアップをお願いいたします。



Posted by 内田建設 at 08:01│Comments(0)
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