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2017年11月13日

チームの結束力を高める

テーマ    チームの結束力を高める



 おはようございます。毎朝々、朝礼で中国古典から『論語』『韓非子』『老子』などと色々な話題を提供してきておりますが、先日は古典落語ということで、『論語』に因んだ 〃厩火事〃 のお話しをさせていただきましたが、落語には古典落語のみならず、新作落語といって現代風の落語もございます。その新作落語の中から、ひとつ面白い くだりの部分をご紹介したいと思います。このお話しは、最近NHKの ためしてガッテンに出てくる 立川志の輔さんの『親の顔』という落語にあるお話しです。
 
主人公は、小学生のキンタ君です。テストの結果が五点だったので親が学校に呼び出されるのですが、その答案がユニークなものでした。
「タロウ君とジロウ君が草刈りをします。タロウ君は二分の一、ジロウ君は三分の一やります。草はどれだけ残るでしょうか?」という問題に、キンタ君は「やってみなければ、わからない」と答えました。
そして、「だってさ、タロウ君とジロウ君の仲が良ければ、すぐに遊びに行きたいから、パーッとやっちゃうでしょ。でも、仲が悪かったら、なるべく相手にやらせたいから、お互いに見ているだけで、進まないかもしれないじゃない」

落語は人の心の機微を描いてるだけに、職場の人間関係に当てはまることもあるでしょう。数人のチームで同じ仕事をする時、人数を越えた力を発揮する場面もあれば、逆に、マイナスになる場合があるかもしれません。

そんな時こそ、私がよく言っている 野球でいう野手と野手の間に落ちてしまうポテンヒットなどが出ないように お互いが声を掛け合い、カバーしあいながらチームの結束力を高めていきましょう。


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